食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04850290450
タイトル Eurosurveillance:「2016~2017年オランダにおける未加熱ハム製品の摂取に関連するサルモネラ・ボビスモルビフィカンス集団感染」
資料日付 2018年1月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 23
, Issue 1
, 04/Jan/2018)に掲載された論文「2016~2017年オランダにおける未加熱ハム製品の摂取に関連するサルモネラ・ボビスモルビフィカンス集団感染 (Outbreak of Salmonella Bovismorbificans associated with the consumption of uncooked ham products
, the Netherlands
, 2016 to 2017)、著者Diederik Brandwagt(National Institute for Public Health and the Environment (RIVM)
, オランダ)ら」の概要は以下のとおり。
 2017年1月、オランダでSalmonella enteria 血清型Bovismorbificans感染症例の報告が2016年10月以降増加していることが観察された。感染源の特定のため、2016年12月以降の全症例を含む症例対照研究が実施された。ロジスティック回帰分析法を用いて調整オッズ比(aOR)を算出した。疑われる食品材料の流通チェーンを追跡し、微生物学的分析のために検体採取した。ヒト及び食品の分離株を全ゲノムシークエンス法(WGS)を用いて塩基配列決定した。
 2016年10月から2017年3月までに、54人のS.Bovismorbificans症例が特定された。塩基配列決定から全員が同一株に感染していることが示された。24症例と37人の対照群が当該調査に参加した。症例は対照群に比べてハム製品をより多く摂取しており(aOR=13;95% CI:2.0-77)、スーパーマーケットチェーンで買い物をしていた(aOR=7;95% CI:1.3-38)。
追跡調査によってベルギーの1か所の食肉加工業者に行き着いた:この加工業者由来の市販ハム1検体はS.Bovismorbificans陽性で、WGSで集団感染株と一致していた。更なる感染防止のために、同一パッチのハム製品全てが市場から除去された。当該研究から、検査によるサルモネラ全血清型のサーベイランスの重要性及び1つの集団感染の調査におけるWGSの有効性が示された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2018.23.1.17-00335#abstract_content
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