食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04830580149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新開発食品(NF)としてのピロロキノリンキノン二ナトリウム(pyrroloquinoline quinone disodium salt)の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年11月20日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月20日、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品(NF)としてのピロロキノリンキノン二ナトリウム(pyrroloquinoline quinone disodium salt)の安全性に関する科学的意見書を公表した(10月24日採択、19ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.5058)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)から要請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、規則(EC)No258/97に従って、NFとしてのピロロキノリンキノン二ナトリウム(pyrroloquinoline quinone disodium salt)、商標名BioPQQ(TM)の安全性に関する科学的意見を述べるよう依頼された。PQQはHyphomicrobium denitrificans CK-275を用いた発酵及び精製処理によって生産される。PQQの純度は99.0%以上である。PQQの組成、仕様、バッチ毎の可変性、安定性及び製造工程に関する情報は十分で、その安全性に関する懸念は生じない。申請者は、妊娠中及び授乳中の女性を除く健康な成人向けの食品サプリメント中に、一日当たり20mgまでの提案された最大摂取レベルで(体重70kgのヒトに対し0.29mg/kg体重/日として)使用したPQQを販売することを意図している。提案された摂取レベルは、食品中に自然に存在するPQQの推定バックグラウンド摂取量と比較して、少なくとも250倍高い。動物及びヒトにおけるPQQの吸収、分布、代謝及び排泄に関する情報は限られている。BioPQQ(TM)の90日間反復経口投与毒性試験結果による無毒性量(NOAEL) 100mg/kg体重/日及び提案された最大摂取量を考慮した上で、パネルはばく露マージン(344)は十分であると結論付けている。パネルは、新開発食品(NF)としてのピロロキノリンキノン二ナトリウム(BioPQQ(TM))を申請者によって特定された、意図した条件下での使用は安全であると結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.5058/pdf
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