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資料管理ID syu04830030301
タイトル 論文紹介:「妊婦におけるパーフルオロ化合物へのばく露と代謝に関するアウトカム:スペインのINMA出生コホートのエビデンス」
資料日付 2017年11月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Environmantal Health Perspectives (Vol.125
,No.11
,2017年11月)に掲載された論文「妊婦におけるパーフルオロ化合物へのばく露と代謝に関するアウトカム:スペインのINMA出生コホートのエビデンス(Exposure to Perfluoroalkyl Substances and Metabolic Outcomes in Pregnant Women: Evidence from the Spanish INMA Birth Cohorts)、著者N. Matilla-Santander(ISGlobal
, Centre for Research in Environmental Epidemiology (CREAL)
, スペイン)ら」の概要は以下のとおり。
 背景:パーフルオロ化合物類(PFASs)へのばく露は、代謝疾患のリスクを増加させる可能性があるが、現時点において、疫学的エビデンスはない。妊娠は、胎児及び母親の組織の可塑性の高まった時期で、PFASへのばく露感受性についての重要なウインドウ期である可能性がある。
 目的:筆者らは、妊婦における、PFASへのばく露と代謝に関するアウトカム間の関連を調べた。
 方法:筆者らは、スペインの「環境及び小児(INfanciay Medio Ambiente)」出生コホート研究の1
,240人の妊婦の妊娠初期における、血漿中の4種類のPFASs濃度を測定した。筆者らは、ロジスティック回帰分析モデルを使用し、PFASsの濃度を対数変換し4つに分けたグループと耐糖能障害(IGT)及び妊娠糖尿病(GDM)の関連を推定した。
 結果:パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びパーフルオロへキサンスルホン酸(PFHxS)は、137症例のIGTと明らかに関連していた。即ち、対数変換した濃度単位の増加当たりIGTのオッズ比が、PFOSでは1.99(95%信頼区間(CI):1.06
,3.78)、PFHxSでは1.65(95%CI:0.99
,2.76)であった。PFOS及びPFHxSと53症例のGDMとの関連は、同様であったが、IGTほど明瞭ではなかった。
 PFOS及びパーフルオロノナン酸(PFNA)は、トリグリセリドレベルと負の関連があった。即ち、対数変換した濃度単位の増加当たりトリグリセリドのパーセント変化は、PFOSでは-5.86%(95%信頼区間(CI):-9.91%
,-1.63%)、PFNAでは-4.75%(95%CI:-8.16%
,-0.61%)であった。一方、パーフルオロオクタン酸(PFOA)は、総コレステロール量と明らかに関連していた。即ち、対数変換した濃度単位の増加当たり総コレステロール量のパーセント変化は、1.26%(95%信頼区間(CI):0.01%
,2.54%)であった。
 PFASsは、入手可能な640人のデータの集団において、C反応性たん白質(CRP)と関連していなかった。
 結論:今回の研究の知見は、更なる確認が必要だが、妊娠中のPFASへのばく露が、脂質代謝及び耐糖能に影響を及ぼす可能性があり、従って母子の健康に影響することを示唆する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Environmantal Health Perspectives
URL https://ehp.niehs.nih.gov/ehp1062/

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