食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04810190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「農薬へのばく露と健康影響を関連づける疫学研究の文献レビュー」の所見のフォローアップに関するPPRパネルの科学的意見書を公表
資料日付 2017年10月31日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月31日、「農薬へのばく露と健康影響を関連づける疫学研究の文献レビュー」の所見のフォローアップに関する「植物保護製剤及びそれらの残留物に関する科学パネル」(PPRパネル)の科学的意見書(2017年9月20日採択、101ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.5007)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは2013年、農薬へのばく露と多くの健康アウトカム(※)の関連性を調べた2006年から2012年に公表された疫学研究の総合的な(comprehensive)系統的文献レビューを公表した。かなりの量の疫学的知見が利用可能であるにも拘らず、このようなエビデンスの多くの質はかなり低いものであり、また、多くの限界が研究結果に影響を与えている可能性が高く、確固たる結論を引き出すことができない。従って、規則(EU) No 1107/2009に記載されている「認定された基準」を満たさない研究は、リスク評価には適していない。
2. この科学的意見書において、EFSAのPPRパネルは、農薬の疫学研究の方法論的な限界を評価するよう依頼され、ばく露の不十分な特徴付けが主として大きな限界を生み出していることを突き止めた。前向き研究の対照的なものとして症例対照研究を頻繁に用いることが、もう一つの限界と考えられた。健康アウトカムの不十分な定義や不備を避ける必要があり、また、所見の報告に改良の余地がある場合もある。
3. PPRパネルは、これらの限界を克服し、また、リスク評価のための適切な活用を推進するため、農薬に関する疫学研究の質及び信頼性を高める方法について勧告事項を提案した。PPRパネルは、適当な場合において、(1)農薬の潜在的なハザード、(2)ばく露シナリオとばく露量評価に用いる方法、(3)ばく露量-反応関係の特徴付け、(4)リスク判定、を理解するための有用な方法論として、農薬の(訳注:ヒト)観察研究の系統的レビュー及びメタ解析の実施を推奨した。
4. 最後にPPRパネルは、農薬リスク評価のために複数系統のエビデンス(疫学的データを含む)を統合し、重み付けする方法論的アプローチを提案した。生物学的蓋然性(biological plausibility)は、因果関係の確立に寄与することが可能である。
※訳注:健康アウトカム(health outcome)という用語は、調査対象の健康状態に関連する病状、事象、行動又は状態を指す。健康アウトカムとは、研究の焦点である臨床事象(通常は、診断コード、即ち、国際疾病分類(ICD)第10版のコードで示される)又は結果(即ち、死亡)である。健康アウトカムの使用には、(1)明確に定義された症例定義、(2)症例を報告及び記録するシステム、(3)事象の頻度を示す手段、が求められる。(p. 14、章節番号2.4.)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.5007/pdf

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