食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04800380160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、英国産の市販生鮮鶏肉のカンピロバクター汚染に関する調査について最新情報を提供
資料日付 2017年10月18日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は10月18日、英国産の市販生鮮鶏肉のカンピロバクター汚染に関する調査について最新の情報提供を行った。概要は以下のとおり。
 今回公表されたのは、3年次目となる小売調査の最終期分の結果である。
 全市場の平均で、最大汚染区分(1
,000CFU(コロニー形成単位)/g超)に該当する検体の割合は6.5%であった。この割合は、調査が始まった2014/2015年の19.7%から低下した。
1.主な結果
 年次調査では、2016年8月~2017年7月に、市販の生鮮丸鶏合計3
,980検体について検査が行われた。
・小売大手9社におけるカンピロバクター高汚染率(1
,000CFU/g超)鶏肉の割合は5.6%であった。
・小規模事業者及び個人経営の精肉店で構成される「その他」グループでは、小売大手9社と比べ、鶏肉のカンピロバクター汚染率は17.1%とかなり高かった。
・全小売業者平均と比べ、鶏肉のカンピロバクター汚染率が顕著に低かったのは、Morrisons(2.9%)、Tesco(4.2%)及びWaitrose(2.7%)であった。
・レベルを問わずカンピロバクター陽性であった鶏肉の割合は、2014/2015年の73.2%から2016/2017年の54%と大幅に減少した。
・今回の調査結果(3年次目の最終期、2017年4~7月)は、合計1
,437の鶏肉検体について検査が行われ、高汚染区分(1
,000CFU/g超)に該当する検体の割合は、2014年同期の20.1%から5.9%に低下した。
2.市販鶏肉のカンピロバクター調査に関する今後の変更点
 9月21日、FSAは市販鶏肉の年次調査に関する変更を発表した。小売大手9社は、自社で行うカンピロバクター検査の結果を消費者向けウェブサイトで公表することから、今後はFSAによる年次調査の対象とはならない。
 今後、FSAによる年次調査は、小規模事業者、個人事業主及び市場の屋台を中心に行われる予定である。これらの店舗へは、小規模加工業者から鶏肉が供給されていると考えられる。
3.消費者向けの助言
 鶏肉は、以下に示す厨房における適切な実践を行えば、安全に摂取できる。
・生の鶏肉は包装して冷蔵する。包装した生の鶏肉は、肉汁が他の食品にかかりカンピロバクターなどの食中毒原因菌による汚染が生じないよう、冷蔵庫の最下段に保存する。
・生の鶏肉は洗浄しない。完全に加熱調理することで、存在するカンピロバクターなどの細菌は死滅する。鶏肉を洗浄すれば、水滴により細菌が拡散する場合がある。
・生の鶏肉に使用した調理器具は完全に洗浄し清潔にする。生の鶏肉を取り扱った後は石鹸とぬるま湯でしっかりと手洗いをする。これらを実践することで、交差汚染が回避されカンピロバクター拡散防止の一助となる。
・鶏肉は完全に加熱調理する。湯気が出て熱くなるまで、最後までしっかり加熱調理してから供する。鶏肉の最も厚い部分に切れ目を入れ、湯気が出ているか、ピンク色の部分がないか、流れ出る肉汁が透明であるかを調べる。
 当該調査結果「英国産の市販冷凍丸鶏中のカンピロバクター汚染:第3年次(2016年8月~2017年7月)の最終結果」(18ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/campyretailsurveyjul2017.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2017/16629/final-results-third-annual-retail-survey

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