食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04790080314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、葉酸強化小麦粉に関する便益及びリスクについての意見書を公表 |
| 資料日付 | 2017年9月13日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は9月13日、葉酸強化小麦粉に関する便益及びリスクについての意見書を公表した(2017年9月13日付け意見書 No.027/2017)。概要は以下のとおり。 妊娠初期に葉酸を適切に摂取しない場合、子どもに二分脊椎などの神経管欠損が生じる可能性がある。これらの形成異常を低減するために、ドイツでは1990年代以降、妊娠を希望する又は妊娠可能年齢の女性は、葉酸を、食事経由以外にサプリメント経由で400μg/日摂取すべきと助言している。当該助言が実践において十分に注目されていないことから、BfRは、葉酸添加小麦粉の摂取により葉酸摂取量が増加した場合の便益及びリスクに関して評価を行うよう要請された。 小麦粉が葉酸強化されている米国及びカナダなどの国々では、神経管欠損の件数に減少が見られる。ドイツでは、葉酸強化小麦粉の使用に関して、入手可能なデータに基づき評価を行うのが困難である。先天性形成異常に関する国レベルでの登録管理も行われていない。更に、他の国々における結果がドイツの状況に当てはまるかも不明である。 葉酸強化小麦粉の摂取によって便益があるのは、妊婦又は妊娠可能年齢の女性に対してのみである。ドイツ在住の人たちの大部分は葉酸を十分に摂取していることから、他の集団には便益はないと考えられる。 加えて、過剰摂取リスクもある。複数の研究では、推奨摂取量を超えた葉酸摂取は、一定の条件下でがんリスクが上昇することが示されている。特にビタミンB12不足の高齢者では、葉酸の多量摂取により認知機能障害が見られた。 ドイツでは、既に多くの葉酸強化製品が販売されており、葉酸摂取に大きく寄与している。こうした背景を考慮し、BfRはリスク評価の中で、小麦粉の葉酸添加がこれ以上に行われた場合は、葉酸の許容摂取量の上限(UL)の超過に繋がり、好ましくない影響が出るリスクが増大する可能性があると述べている。 BfRは、高齢者及び特定の遺伝要因を有する人たちに対する健康影響の可能性を考慮し、現時点では葉酸強化小麦粉に関する拡大措置を推奨していない。BfRは、葉酸摂取量を増やすべきは、妊娠適齢期及び妊娠初期の女性といった対象集団のみであると助言する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/cm/343/nutzen-risiko-abwaegung-einer-flaechendeckenden-anreicherung-von-mehl-mit-folsaeure.pdf |
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