食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04780560364 |
| タイトル | 台湾行政院農業委員会、水産養殖においてナノ銀で病原菌を抑制することに成功した旨公表 |
| 資料日付 | 2017年9月8日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 台湾行政院農業委員会は9月8日、水産養殖においてナノ銀で病原菌を抑制することに成功した旨公表した。概要は以下のとおり。 企業における農業科学技術の自主的な研究開発を奨励するため、同委員会は2007年に「農業業界科専計画」を創設し、これまでに多くの企業が計画を実施し技術を完成させ商品化させることを補助してきた。2015年から2016年までに以斯帖材料科技有限公司は「水産養殖におけるナノ銀の病原菌防除への応用に関する研究」計画を実施し、ナノ銀不織布を混合したろ過資材及びナノ銀消毒抗菌液を研究開発した。商品化、販売は水産養殖業者の病原菌防除の効果向上に寄与する。 一般のろ過綿にナノ銀不織布を混合したろ過資材は、約3分間で菌量を50%減らすことができる。また、ナノ銀消毒抗菌液は養殖用水中によく見られるビブリオ・アルギノリチカス、腸炎ビブリオ、エドワジエラ属菌、エロモナス属菌、乳酸連鎖球菌、連鎖球菌、ビブリオ・ハーベイを効果的に死滅させることができる。 ハタの養殖試験により、ナノ銀は魚に残留せず、かつハタの受精卵をナノ銀で処理しても孵化率に影響を及ぼさないことが示された。また、ナノ銀で消毒した養殖池は、厳密なモニタリングにより水質に影響しないことが分かった。研究結果より、ナノ銀関連の抗菌製品は養殖生物が病原菌に感染するリスクを低減することに資し、養殖業者の損失を減少させるとともに収益を高め、消費者に安全な水産物を供給することができることが示された。 |
| 地域 | アジア |
| 国・地方 | 台湾 |
| 情報源（公的機関） | 台湾行政院農業委員会 |
| 情報源（報道） | 台湾行政院農業委員会 |
| URL | http://www.coa.gov.tw/theme_data.php?theme=news&sub_theme=agri&id=7075 |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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