食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04770120305
タイトル 欧州連合(EU)、特定の生産物に対する農薬有効成分ビフェナゼート等3品目の残留基準値を改正
資料日付 2017年4月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は4月6日、特定の生産物に対する農薬有効成分ビフェナゼート(bifenazate)等3品目の残留基準値(MRLs)について、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の附属書II及びVを一部改正する委員会規則(EU) 2017/624 (20ページ)を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. 現在の科学的知識及び技術的知識を考慮に入れ、ビフェナゼートのMRLsは、規則(EU) No 79/2014によって特定の検出限界値(LOD)に設定され、また、ダミノジット(daminozide)及びトリルフルアニド(tolylfluanid)のMRLsは、規則(EC) No 396/2005の第18条第1項b号に基づき、規則(EU) No 87/2014及び規則(EU) 2015/552によって一律基準値に設定された。
2. 欧州委員会(EC)は、これらのLODsの一部を修正する必要性についてEUのリファレンス研究所(複数)に意見を求めた。幾つかの成分から構成される複雑な残留物定義の場合においては、技術的に可能であり、かつ、可能な限り低いLODを用いて各成分を分析しなければならない。MRLがLODに設定される場合においては、そのLODは、残留物定義に含まれる全ての成分についてのLODの合計になる。ビフェナゼート、ダミノジット及びトリルフルアニドについての残留物定義は、複数の成分から構成されるため、ECから相談を受けたそれらのリファレンス研究所は、残留物定義に含まれる複数成分を技術的に実現可能なレベルで分析する必要性を考慮に入れ、LOD(各成分のLODの合計)に設定されているMRLsを引き上げることが望ましいと結論づけた。
 以上の経緯及び観点から、委員会規則(EU) 2017/624に基づき欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の附属書II及びVを一部改正し、ビフェナゼート、ダミノジット及びトリルフルアニドのLODsに設定されているMRLsを引き上げることになった。委員会規則(EU) 2017/624は、官報掲載の20日後に発効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32017R0624&from=EN
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