食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04770030301
タイトル 総説紹介:「発達期のポリブロモジフェニルエーテル類(PBDEs)へのばく露と小児期における知能指数(IQ)及び注意欠陥多動性障害(ADHD):系統的レビュー及びメタ解析」
資料日付 2017年8月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Environmental Health Perspective (Vol.125
,No.8
,2017年8月)に掲載された総説「発達期のポリブロモジフェニルエーテル類(PBDEs)へのばく露と小児期における知能指数(IQ)及び注意欠陥多動性障害(ADHD):系統的レビュー及びメタ解析(Developmental PBDE Exposure and IQ/ADHD in Childhood: A Systematic Review and Meta-analysis)、著者J.Lam (Program on Reproductive Health and the Environment
, University of California
, San Francisco
, 米国)ら」の概要は以下のとおり。
 背景:米国において、6人の小児のうち1人は、神経発達障害の影響を受けており、難燃剤のポリブロモジフェニルエーテル類(PBDEs)量が、小児において広く測定されている。
 目的:筆者らは、ヒトにおいて、発達期のPBDEsへのばく露と知能又は注意欠陥及び多動性障害(ADHD)並びに注意力に関連した行動状態に関する系統的レビューを行った。
 方法:筆者らは、2016年9月26日までに公表された論文で、妊娠初期近く又は子宮内及び出生時又は小児期のいずれかの時期に受けた、PBDEsへのばく露を定量した原著論文を検索した。筆者らは、個々の研究のバイアスリスク、全体的な質及び系統的レビューのナビゲーションガイドに従ったエビデンスの強弱を評価した。筆者らは、ランダム効果メタ解析であるダーサイモニアン・レアード法を使用して、メタ解析に使用できる研究を特定するために前もって基準を作成した。
 結果:15報の論文が組み入れ基準に合致し、10報は知能に対する基準に、9報は注意力に関連した問題点に合致した。筆者らは、知能指数(IQ)とPBDEs間の関連について、論文を「低い」から「おそらく低い」バイアスリスクの等級に大まかに分類し、全般的なエビデンスを「十分な」から「中程度」の質の等級に分類した。
 4報についての筆者らのメタ解析では、PBDEsへのばく露が10倍増加でIQが3.70(95%信頼区間:0.83
,6.56)低下すると推定された。
 筆者らは、論文数の少なさ並びに偶然、バイアス及び交絡が妥当な信頼性で(reasonable confidence)除外できないことで、報告された関連性推定の不均一性(heterogeneity)に基づき、PBDEsとの関連に対して「限定された」エビデンスを有し、ADHDに対しては「中程度」の質であると結論付けた。
 結論:発達期のPBDEsへのばく露とIQ低下間の関連をサポートする十分なエビデンスがあると、筆者らは結論付けた。発達期のPBDEsへのばく露を防ぐことは、ヒトの知能の喪失(loss)を防ぐのに役立つ可能性がある。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Environmental Health Perspective
URL https://ehp.niehs.nih.gov/ehp1632/

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