食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04760670470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、メキシコから帰国した欧州の旅行者でのサイクロスポーラ感染症に関する緊急リスク評価書を公表 |
資料日付 | 2017年7月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は7月21日、メキシコから帰国した欧州の旅行者でのサイクロスポーラ感染症に関する緊急リスク評価書を公表した(5ページ)。 英国は7月14日、2017年5月初めから渡航関連のサイクロスポーラ症症例の増加を報告した。年初から7月19日まで58例の報告がある。渡航歴に関する情報は38人の患者から得られた。23人がメキシコ(特にリビエラ・マヤ及びカンクン地方)、10人が他の海外の広範な地域を旅行し、5人は海外旅行をしていない。英国では5月及び6月にサイクロスポーラ症が増加するのが観察されており、3年連続となっている。これらの旅行者は食品媒介であると考えられ、汚染された水の摂取や不衛生が関連した様子はない。 2017年は同様の地域から帰国した旅行者の患者がベルギーやフランス、またカナダ、米国などの非EU国からも報告されている。 サイクロスポーラ症は届出疾病ではないが、当局は医療従事者に診断された感染症を国のサーベイランス当局に報告することを喚起すべきである。公衆衛生当局はサイクロスポーラ症患者のばく露歴及び渡航先に関する情報を収集することを考慮すべきである。 英国当局は、旅行者が流行国に旅行した際にサイクロスポーラ症のリスクを低減すべく更に以下の助言を提供している。 1.休暇中のいかなる時間においても、また最高級のオールインクルーシブ・リゾートに宿泊しても、食品及び水の適正衛生助言に従う。 2.可能ならばビュッフェではなく、鮮度高く調理され、熱々の完全に火の通った食品を選ぶ。 3.加熱していない生のベリー類、皮をむいていない果物、葉菜類のサラダは、清潔でないことがあるため、摂取しない。 4.瓶入りの水、沸騰させた水や飲料水浄化用のフィルターで濾した水のみを選ぶ。飲み物に氷を入れない。水道水を飲んだり、歯の洗浄用に使用しない。 5.沸騰水で淹れた湯気の立っている茶やコーヒーを飲む。 当該緊急リスク評価書は以下のURLから入手可能。 https://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/rapid-risk-assessment-cyclospora-infections-in-travellers-to-Mexico-21-july-2017.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/rapid-risk-assessment-cyclospora-infections-european-travellers-returning-mexico |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。