食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04750130462 |
| タイトル | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)、ネオニコチノイド系農薬に関する評価見直しについての進捗状況を公表 |
| 資料日付 | 2017年6月29日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)は6月29日、ネオニコチノイド系農薬に関する評価見直しについての進捗状況を公表した。概要は以下のとおり。 今回は、前回2016年11月23日以降に関する情報提供である。 現在、カナダにおいて農業使用が認可されている主なネオニコチノイド系農薬は、イミダクロプリド、クロチアニジン及びチアメトキサムである。 ・イミダクロプリド ヒトの健康影響評価を含む評価が行われ、結果が公表された(2016年11月23日)。現在の表示基準に沿った使用では、どのばく露経路に由来するばく露からも、ヒトの健康への懸念は特定されなかった。子どもなど感受性の高い集団を含む広範な情報が考慮され、潜在的な毒性及びばく露に関して評価が行われた。現時点で、入手可能なデータ及び公表論文に関する評価では、ネオニコチノイド系農薬の使用により、ヒトの健康に対して許容できないリスク(飲用水又は食品経由の潜在的なばく露を含む)は指摘されていない。 PMRAは、ネオニコチノイド系農薬による水生生物(魚、昆虫及び他の生物)への影響も取り上げている。2016年11月23日のリスク評価では、カナダの水生環境において、イミダクロプリドが水生昆虫に対して有害となるレベルで検出されていることが示された。水生昆虫は、魚、鳥類及び他の動物の食餌源としても生態系の重要な一部である。水生環境の保護のため、PMRAは、イミダクロプリドの全ての農業使用及び他の主な屋外使用を3~5年で漸次中止することを提案した。 当該評価結果及びリスク管理措置案に関して意見募集が行われ、2017年3月に終了した。その間、イミダクロプリドに関して約46 ,000件の意見が寄せられた。現在、それらが検討されている。この他に、連邦政府及び州政府機関、農業者団体、独立系の研究者、非政府組織(NGO)及び農薬メーカーが主体となり、新たなリスク管理方針の調査、補完的な水モニタリングのデータ生成、イミダクロプリドに代わる殺虫剤の可能性の判定などが行われている。補完的な水モニタリングのデータは、2017年10月に予定されている。このデータは、2017年12月までの完了を目標に、PMRAにより科学的見地から検討される。 ・クロチアニジン及びチアメトキサム イミダクロプリドによる水生リスクが特定されたことから、クロチアニジン及びチアメトキサムによる水生の無脊椎動物(昆虫など)への潜在的なリスクに関するレビューが優先的に行われた。農薬の登録者及び州政府機関から提出されたデータは、前述の水モニタリングのデータと共に2017年12月までに検討され、2018年初頭に意見募集が予定されている。 ・花粉媒介者に関するリスク評価及びミツバチに関する事象報告 2013年、PMRAは、ネオニコチノイド系農薬が関連するとされるミツバチの死亡(主にコーン及び大豆栽培地域)に関する報告書への対応として、州と協働でミツバチの事例に関するモニタリングを増やし、継続中である。ミツバチが関連する事例は、2014年以降70%~80%減少した。2017年1月、PMRAは「カナダのミツバチに関する事象報告書(2012~2016年)」の最新情報を公表した。当該報告書には、クロチアニジン、イミダクロプリド及びチアメトキサムが関するとされた事象の概要も含まれている。 花粉媒介者に関するリスク評価は、米国環境保護庁(USEPA)及びカリフォルニア州農薬規制当局(DPR)との協働で行われている。イミダクロプリドに関しては2016年1月に評価書が公表され、ばく露を限定的にする厳格な予防措置が実施されれば、飼育ミツバチに対する許容できないリスクは無いことが示された。 花粉媒介者への影響に関する評価については、クロチアニジン、イミダクロプリド及びチアメトキサムの3種類のネオニコチノイド系農薬に関する最新情報が2017年1月に公表された。PMRAは、ネオニコチノイド系農薬による花粉媒介者に対するリスクに関する評価を、2017年12月までに完了することを目標としている。その後2018年初頭に意見募集が予定されている。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA) |
| 情報源(報道) | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA) |
| URL | https://www.canada.ca/content/dam/hc-sc/documents/services/consumer-product-safety/reports-publications/pesticides-pest-management/fact-sheets-other-resources/update-mise-a-jour-2017-eng.pdf |
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