食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04740170149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬のリスク評価における疫学研究の活用を検討する科学的意見書案について意見公募 |
| 資料日付 | 2017年6月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月12日、農薬のリスク評価における疫学研究の活用を検討する科学的意見書案(110ページ)について7月28日までの意見公募を開始した。報道発表資料の概要は以下のとおり。 1. この意見書(案)は、(1)そのような疫学研究の質に影響を及ぼす方法論的な限界を調べ、(2)それらの研究の質及び信頼性を改善し、その結果として農薬のリスク評価における疫学データの適切な活用を促進する方法について勧告を出している。 2. また、同意見書(案)は、疫学の科学的根拠(エビデンス)を農薬リスク評価における実験に基づく毒性学から得たデータと統合するための方法論を提案している。 3.当該意見書案の抄録 EFSAは2013年、農薬へのばく露とヒトの23種類の主要な健康アウトカム(※)の関連性を調べた2006年から2012年に公表された全ての疫学研究の系統的文献レビューを公表した。かなりの量の疫学的知見が利用可能であるにも拘らず、このエビデンスの質は大抵低いものであり、また、確固たる結論を引き出せないほど多くのバイアスが研究結果に影響を与えていると考えられる。このため、これらの疫学研究を許認可行政の場で使用することは、農薬に用いる規則(EU) No 1107/2009の十分な実施を許さない懸念事項である。 この科学的意見書において、EFSAの「植物保護製剤及びそれらの残留物に関する科学パネル」(PPRパネル)は、農薬の疫学研究の質に影響を与える方法論的な限界を評価するよう依頼され、以下のような大きな方法論的欠点を見つけた。即ち、バイアスが生じやすい傾向がある研究デザイン、ばく露の不十分な特徴付け、不適当な健康アウトカム、統計解析の欠陥及び研究成果報告の質の低さ、である。 PPRパネルは、これらの限界を克服し、また、農薬リスク評価に用いる疫学データの適切な活用を推進するため、農薬に関する疫学研究の質及び信頼性を高める方法について勧告事項を提案した。観察研究の系統的レビュー及びメタ解析により、農薬の潜在的なハザード、ばく露シナリオとばく露量評価に用いる方法、ばく露量-反応関係の特徴付け及びリスク判定を理解するための最良の知見が与えられる。 最後にPPRパネルは、複数系統(特に、農薬リスク評価の領域における毒性学的なin vivo研究及び機序研究)のエビデンスを統合する方法論的アプローチを提案した。このように疫学データは、利用可能なデータの全体的な「科学的根拠の重み付け(Weight of Evidence)」の一部になり得る。(訳注:疫学データは、)利用可能な場合において、生物学的蓋然性(biological plausibility)のエビデンスを提供することにより、因果関係の確立に寄与することが可能である。 ※訳注:健康アウトカムという用語は、調査対象の健康状態に関連する病状、事象、行動又は状態を指す。(p. 14、章節番号2.4.) 外部委託した科学的報告書「農薬へのばく露と健康アウトカムを関連づけた疫学研究の文献レビュー」の所見のフォローアップに関するPPRパネルの科学的意見書案は、以下のURLから入手可能。 https://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/engage/170612.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/press/news/170612 |
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