食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04740060295 |
| タイトル | 国際連合食糧農業機関(FAO)、FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)の第84回会合の結果の概要を公表 |
| 資料日付 | 2017年6月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 国際連合食糧農業機関(FAO)は6月22日、FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)の第84回会合での結論の概要を公表した。概要は以下のとおり。 当該会合は2017年6月6日~15日にローマで開催された。 9種類の食品添加物について安全性評価が行われ、他の5種類の食品添加物に関して規格が改定された。 当該会合の報告書はWHOのテクニカルレポートシリーズで公表される予定である。また、今回検討された物質の大部分については、毒性学及び食事経由ばく露に関するモノグラフがWHO食品添加物シリーズNo.75で、アイデンティティ及び純度に関する新規格及び見直し後の規格は、JECFAモノグラフVol.20で公表される予定である。 1.毒性評価及び食事経由ばく露(許容一日摂取量(ADI)など)(抜粋) ・ブリリアントブルーFCF(現行規格の見直し) JECFAは、入手可能なデータはADIの改定を裏付けると結論付けた。ラットを使った長期毒性試験で、無毒性量(NOAEL)631mg/kg体重/日が特定された。このNOAELに基づき、ADIを0~6mg/kg体重と設定した(不確実係数は100)。 JECFAは、安全側に立った食事経由ばく露である5mg/kg体重/日(小児での95パーセンタイル値)は、ブリリアントブルーFCFのADIである0~6mg/kg体重の上限を下回ることに着目し、小児及び他の全ての年齢集団における食事経由のブリリアントブルーFCFばく露は健康への懸念とはならないと結論付けた。以前のADIである0~12.5mg/kg体重は取り下げられた。 ・デュナリエラ(Dunaliella salina)由来のβ-カロテンに富む抽出物(新規格) D.salina由来のβ-カロテンに富む抽出物は、当該会合で設定した規格に沿って食品添加物として使用した場合、健康への懸念はないと結論付けた。この結論は、当該抽出物をサプリメントとしてではなく着色料として使用する場合に適用される点が強調された。 ・ファストグリーンFCF(現行規格の見直し) 以前に設定されたADIである0~25mg/kg体重は、ラットを使った長期給餌試験に基づく。この試験で特定されたNOAELは5%(2 ,500mg/kg体重/日当量)で、試験での最高濃度であった。 以前の評価以降に入手可能となった新たなデータに基づけば、以前のADIである0~25mg/kg体重を変更する理由はないと結論付け、当該ADIを再確認した。 JECFAは、ファストグリーンFCFに関する、安全側に立った食事経由推定ばく露である12mg/kg体重(青少年での95パーセンタイル値)は当該ADIの上限を下回っていた点に注目した。 食事経由のファストグリーンFCFばく露は、青少年及び他の全ての年齢集団において健康への懸念とはならないと結論付けた。 ・ガティガム(現行規格の見直し) JECFAは、ガティガムは健康への懸念となるとは考えにくいと結論付け、規格を満たすガティガムに特定されないADIを設定した。 食事経由の推定ばく露量12mg/kg体重/日は健康への懸念とはならないと結論付けた。 ・ゲニピングリシン 生化学及び毒性学上のデータベースが限定的であること、また、ばく露マージン(MOE)が小さいことから、評価を完了することは出来なかった。 ・マンノプロテインを含む酵母抽出物(新規格及び暫定規格) マンノプロテインを含む酵母抽出物を最大400mg/Lでワインに添加した場合の食事経由のマンノプロテインばく露は、主としてパン及びペストリーが寄与する通常の食事に由来するバックグランドばく露(0.4~21mg/kg体重/日)と比べて、平均で20%上昇すると推定した。これらの安全側に立った食事経由推定ばく露は、マンノプロテインを含む酵母抽出物の100%がマンノプロテインであることを前提にしている。 酵母及び酵母由来製品に関するデータ情報を考慮し、JECFAは、マンノプロテインを含む酵母抽出物をぶどう酒醸造用に、400mg/Lまでの用量でワインの品質を安定させるための食品添加物として使用した場合に、健康への懸念は考えにくいと結論付けた。 2.規格見直しが考慮された食品添加物 ・微結晶セルロース ・アモルファス二酸化ケイ素 ・ケイ酸アルミニウムナトリウム ・ステビオール配糖体 ・脂肪酸のスクロースエステル 3.規格モノグラフに関する正誤表(省略) 4.今後の取組み及び提言(抜粋) ・D.salina由来のβ-カロテンに富む抽出物 JECFAは、第80回会合で設定されたカロテノイドに関するADIの根拠を検討した。 グループADI(0~5mg/kg体重)は、ラットでの4世代試験におけるβ-カロテンの無毒性量(NOAEL)50mg/kg体重/日(安全係数10)を用いて導き出された。当該ADIは、β-カロテンを食品添加物ではなく着色料として使用する場合に適用されるADIである。 JECFAは、げっ歯類は実質的に体内吸収がないことから、β-カロテンのADI設定に関しては不適切な動物モデルであることを考慮した。 JECFAは、カロテノイドの総量(β-カロテン、β-アポ-8’-カロテン酸メチル/エチルエステルを含む)のグループADIに関しては、ヒトとは対照的にげっ歯類及びウサギにおいてはβ-カロテンの吸収が非常に少ないことを示すエビデンスに照らして評価見直しが行われることを提言する。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
| 情報源(報道) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
| URL | http://www.fao.org/fileadmin/user_upload/agns/pdf/reports/JECFA_84_Summary_Report_22_June_2017.pdf |
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