食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04730030301
タイトル 論文紹介:「成人及び若者における、鉛、水銀及びカドミウムへの環境中のばく露と難聴(hearing loss):韓国国民健康栄養調査(KNHANES) 2010?2012」
資料日付 2017年6月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Environmental Health Perspectives (Vol.125
,No.6
,2017年6月)に掲載された論文「成人及び若者における、鉛、水銀及びカドミウムへの環境中のばく露と難聴(hearing loss):韓国国民健康栄養調査(KNHANES) 2010?2012(Environmental Exposures to Lead
, Mercury
, and Cadmium and Hearing Loss in Adults and Adolescents: KNHANES 2010?2012)、著者YH. Choi
, S.K.Park(Department of Preventive Medicine
, Gachon University College of Medicine
,韓国
, Department of Epidemiology
, University of Michigan School of Public Health
,米国)」の概要は以下のとおり。
 背景:加齢と共に難聴の罹患率は急速に増加する。難聴は、全ての年齢集団において、若年成人及び若者でさえ、共通である。成人及び若者を含む、一般集団における重金属と難聴間の関連を調べた疫学調査はほとんどないが、増えるエビデンスは重金属が耳毒性を有することを示してきた。
 目的:筆者らは、騒音ばく露及び臨床学的因子を含む、可能性のある交絡因子を考慮し、成人及び若者における、鉛、水銀及びカドミウムへの環境ばく露と難聴リスク間の関連を調べた。
 方法:筆者らは、KNHANES 2010?2012における、5
,187人の成人及び853人の若者の横断研究データを分析した。3kHz、4kHz及び6kHzといった高周波における聴力の閾値の平均聴力レベル(pure tone average:PTA)を算出し、難聴を成人ではPTAが25デシべルを上回る値、若者ではPTAが15を上回る値と定義した。
 結果:成人では、血中鉛及びカドミウム濃度により4つのグループに分けた中で、最も低いグループに比べて最も高いグループは、高周波の難聴に対するオッズ比が、それぞれ、1.70(95%信頼区間:1.25
,2.31、p-trend<0.001)及び1.47(95%信頼区間:1.05
,2.05、p-trend=0.007)で関連していた。若者では、血中カドミウム濃度により4つのグループに分けた中で、最も低いグループに比べて最も高いグループは、高周波の難聴に対するオッズ比が3.03(95%信頼区間:1.44
,6.40、p-trend=0.003)だったが、血中鉛濃度は難聴と関連していなかった。血中水銀濃度と難聴間では、成人又は若者のどちらでも有意な関連を示さなかった。
 結論:今回の研究結果は、成人では環境中の鉛及びカドミウムへのばく露、若者では環境中のカドミウムへのばく露が、難聴リスクに関与している可能性のあることを示唆する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Environmental Health Perspectives
URL https://ehp.niehs.nih.gov/ehp565/

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