食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04670640469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、家きんの飼料及びその原料作物に含まれるサルモネラ属菌の監視結果を発表
資料日付 2017年3月8日
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概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は3月8日、家きんの飼料及びその原料作物に含まれるサルモネラ属菌の監視結果を発表した。
 DGCCRFは毎年、家きんの飼料及びその原料作物に含まれるサルモネラ属菌の検査を実施している。監視計画は消費者の健康リスクのため実施されている。2015年は158施設の251検体を分析した。規則に遵守していなかった検体の割合は5.6%で前年と比較し増加していた。
 サルモネラ属菌は多数の集団食中毒の原因となる人獣共通感染症の要因である。EFSAは1年間に欧州で発生するヒトのサルモネラ症数を10万人と推定している。飼料は動物のサルモネラ属菌への感染の主な媒介となっていて、動物由来食品がサルモネラ症の要因となっている。
 下記の検体を分析した。
・118検体の飼料の原料作物: 豆、セイヨウアブラナ、ヒマワリ、小麦、トウモロコシなど。原産国はフランス、ラテンアメリカ、欧州、東欧、アジアなど様々
・126検体の飼料
・環境中から採取した7検体: サルモネラ属菌に汚染されそうな場所(塵が蓄積し、気温と湿度が高い場所)
 検査結果から、油性植物が引き続き最もリスクが高く、その中でも大豆が最も高いと考えられる。
 職業従事者はサルモネラ属菌のリスクについてよく教育を受けていてHACCP(ハサップ)に基づいた管理を実施し、また自己管理も実施していた。しかしHACCP計画の一貫性のなさ及び一般的な衛生の不備が明らかになった。外的要因(塵、有害生物)による汚染に対する生産施設の気密性が不十分であることが繰り返し調査結果から分かった。職業従事者は指摘に対して対応し、衛生及び安全対策の不備を迅速に改善した。
 規則に遵守していなかった検体の割合は2014年に比べ上昇した(2015年は5.6%、2014年は2.5%)。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.economie.gouv.fr/dgccrf/plan-surveillance-des-salmonelles-dans-matieres-premieres-et-aliments-pour-volailles-0
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