食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04640550344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、二枚貝に含まれるテトロドトキシン(TTX)の介入基準値(action limit)に関する意見書を発表
資料日付 2017年1月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は1月3日、二枚貝に含まれるテトロドトキシン(TTX)の介入基準値(action limit)に関する意見書を発表した。
 現在、欧州及びベルギーの規則では二枚貝のTTX含有量に関する基準がない。欧州委員会(EC)の依頼によって「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)の意見書を欧州食品安全機関(EFSA)が2017年に発表する予定である。それに先立って、AFSCAは二枚貝に含まれるTTXの濃度に関する介入基準値の設定をAFSCAの科学委員会に依頼した。この介入基準値はフードチェーンの安全性対策の基本となる。
 TTXはヒトに対し致命的な可能性があり、二枚貝におけるTTX(及びその類縁体)に関するデータがほとんど存在せず、分析方法も今後開発、確認、調整が必要で、更にEFSAが意見書の提出を求められていることから、科学委員会は介入基準値に関する発言を控える。
 摂取者がどの程度TTX(及びその類縁体)にばく露するのか調査するため、ベルギーで販売されている二枚貝に含まれるTTX類のモニタリングが有用であると考えられる。モニタリングの際に、細菌の存在とTTX類との関連性を調査するためにビブリオ属及びシュードモナス属の分析も合わせて実施することが有用と考えられる。二枚貝に含まれるTTX(及びその類縁体)の分析方法のより一層の開発、確認、調整を推奨する。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/2016/_documents/Avis20-2016_SciCom2016-19_TTXbivalvemolluscs.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。