食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04640450297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、アイルランドで1月13日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知を公表
資料日付 2017年1月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は1月24日、アイルランドで1月13日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知(immediate notification)の情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.報告の種類:即時通知(immediate notification)
2.発見日:2017年1月13日
3.BSE確認日:2017年1月14日
4.影響集団:1症例及び2頭の生存しているコホート牛(電子データでは218頭のコホート牛がおり、全て死亡している)。昨日(1月23日)、2頭の生存しているコホート牛は廃棄処分され、昨夜簡易検査された。患畜には12頭の後代があり、全て死亡している。
5.疫学的コメント:1月14日、アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM)は、所管官庁に認可された認定民間検査機関により行われた簡易スクリーニング検査(超短プロトコルを使用したIdexx Herdchek BSE/スクレイピー抗原検査キット)の陽性結果を通知された。
 疑似患畜は、現行の48か月齢以上で農場で死亡した牛全頭の公式サンプリングの一環として、廃牛処理場でDAFM職員により検体採取された。検体材料及び脳がその後国立レファレンス研究所(NRL)に転送され、そこで脳の様々な部位は、BSE分離株の分類のために2ブロットプロトコルであるOIE認定確認用ウエスタンブロット法を使って確認検査された。全ての検体が非定型BSEのL型を示す同一分子パターンを有していた。NRLのプロトコルに従い、患畜の検体はその後、脳の髄質の病理組織診断及び免疫組織化学的検査に送られた。これらはBSEの更なるOIE確認検査法であり、結果は今週中に出る。1月18日、最終確認検査結果をNRLから受け、患畜が非定型BSEのL型であることが確認された。
 患畜は、1998年3月5日生まれのアバディーンアンガス種の雌牛で、コーク州の群で出生し、若齢期にゴールウェイの群に移動、その後を過ごした。農家は、患畜が死亡する前2週間硬直症状があったと報告している。1月11日、患畜は横臥していたが回復し、1月13日の朝、再び横臥した。患畜は安楽死させる決断が下された。患畜は常に食欲がみられた。
6.適用された措置:国内移動制限、と体・副産物・廃棄物の公的処分、ワクチン許可(ワクチンが存在する場合)、患畜無治療
7.今後適用する措置:無
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(OIE)
URL http://www.oie.int/wahis_2/public/wahid.php/Reviewreport/Review?page_refer=MapFullEventReport&reportid=22493
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