食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04640410149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、鳥インフルエンザに関する緊急の要請に係る科学的意見書を公表
資料日付 2017年1月30日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月30日、鳥インフルエンザに関する緊急の要請に係る科学的意見書を公表した(32ページ、2016年12月14日採択)。
 現在欧州では高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)H5N8が流行しており、10か国以上の国で多くの家きん飼養場、捕獲鳥類及び野鳥類に感染が起きている。明確な臨床兆候を考えると、パッシブサーベイランスは感染した野鳥及び家きんの検出の最も効果的手段であると考慮される。新種及び以前に報告のない地域からの検体検査は、野鳥における2016年の高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)H5N8の地理的拡散を決定する鍵となる。ウイルスがその地域にまだ存在しているか否かを知る時、例えば家きんでの制限措置を解除しようとする前などには、以前に報告のあった地域で死亡した少数の野鳥を検査することは有用である。
 野鳥から家きんへHPAIVが侵入するのを予防するためには、家きん農家が厳密な防疫対策を実施し維持することが重要である。施設に特化した防疫指針を提供することが強く推奨される。なぜならばそのことが施設の達成された防疫レベルに影響を強く与えることが期待できるからである。これは今後の集団感染への準備を増すために平和時にしておくことが望ましい。管理の場所及び規模、そして特に陽性の野鳥の検出に関連する家きんの監視エリアは、感染野鳥種のより広い居住地域及び飛行距離の知見に基づくのが最も良い。
 パッシブサーベイランスを強化し、家きんの封じ込めを含めた防疫強化措置を実施するために、これらの設定地域内では家きん農家間で意識を高めることが推奨される。H5N8、H5N1又他の届出義務のあるHPAIVについては、家きん施設にHPAIVが侵入すること、その後拡散するのを防御する措置が別の効果を示したとの科学的証拠はない。
 当該意見書は以下のURLから入手可能。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2016.4687/full
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4665
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