食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04600570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品としての合成I-エルゴチオネイン(Ergoneine(R))の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年11月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月18日、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品としての合成l-エルゴチオネイン(Ergoneine(R))の安全性に関する科学的意見書を公表した(20ページ、2016年10月26日採択)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)の要請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、欧州議会及び理事会の規則No258/97に従って提出された新開発食品、Ergoneine(R)として販売される合成l-エルゴチオネインに関する科学的意見を述べるよう要請された。新開発食品の合成l-エルゴチオネインは、特許を受けたワンポット製造工程で作られる。化学的にI-エルゴチオネインは、チオールヒスチジン(thiolhistidine)誘導体で、キノコ、黒豆及び赤インゲン豆の一部の品種、臓物及び穀類等、様々な食品に天然で存在する。新開発食品の製造工程は、十分に説明されており、新開発食品の安全性に関する懸念は生じない。新開発食品の組成、仕様、バッチ毎の可変性及び安定性に関する情報は十分で、安全性に関する懸念は生じない。申請者は、新開発食品をアルコールフリー飲料、シリアルバー、乳、生鮮酪農製品及びチョコレートに1サービング当たり最大5mgまでの量で使用することを意図している。申請者はまた、新開発食品を食品サプリメントとして最大成人には30mg/日、小児には20mg/日までの量で提供することを提案している。標的集団は3歳超の小児及び一般成人で、妊娠中及び授乳中女性を除く。ラットの亜慢性毒性試験2つ及び全てのソースからのl-エルゴチオネイン最大推定摂取量に基づいた一日当たり800mg/kg体重という無毒性量(NOAEL)を考慮して、パネルは、成人(妊娠中及び授乳中女性を除く)に470及び3歳超の小児に216の安全性マージンは十分であると結論付ける。パネルは、新開発食品としての合成l-エルゴチオネイン(Ergoneine(R))が、申請者に特定された用途の条件下で安全であると結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4629
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