食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04600450469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、 マイコトキシンによる食品の汚染、並びに麦角と麦角アルカロイド及びトロパンアルカロイドによる穀類と穀類加工食品の汚染の監視計画の結果報告を発表
資料日付 2016年11月21日
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分類2 -
概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は11月21日、 マイコトキシンによる食品の汚染、並びに麦角と麦角アルカロイド及びトロパンアルカロイドによる穀類と穀類加工食品の汚染の監視計画の結果報告を発表した。
 一部の食品は、欧州規則によると消費者の健康リスクのための監視計画の検査対象である。従ってDGCCRFは、食品中のマイコトキシンの含有量について規制に合致しているか確認し、マイコトキシン及びまだ規制されていない植物性毒による汚染のデータを収集するために、毎年検査を実施している。2015年は、319施設における355検体が検査され、そのうち7%が規則に合致していなかった。
 リスクの高いマイコトキシン及びよく知られているマイコトキシンに関しては、一般的に消費者へのばく露量が多い食品について最大含量が設定されている。この規則は、新たな情報に応じて定期的に更新されている。現在規制されているマイコトキシンは、パツリン、アフラトキシン類、オクラトキシンA、デオキシニバレノール、ゼアラレノン、フモニシン類、シトリニンである。
 欧州委員会(EC)はトロパンアルカロイド(アトロピン、スコポラミン)の食品汚染の監視を勧告していた。2016年5月11日以降、アトロピン及びスコポラミンの規定最大含有量がキビ、モロコシ及びソバを含む小児用食品及びその派生食品に適用されている。
 ECは麦角アルカロイドの食品汚染の監視を勧告していた。2015年11月18日以降、麦角の菌核中の麦角及び麦角アルカロイドの規定最大含有量が、市販の未加工穀類に適用されている。
 DGCCRFの検査によって、食品グループごとに355検体を採取した。食品グループは、穀類及び穀類派生食品並びに穀類加工食品(130)、リンゴジュース(52)、スパイス(29)、焙煎コーヒー(27)、種実類(24)、ワイン(19)、シードル(15)、リンゴの蒸留酒(14)、りんごのコンポート(12)、ドライフルーツ(10)、ブドウジュース(9)、小児用食品(8)、紅麹のサプリメント(6)である。
 DGCCRFの調査結果では、不合格検体の割合は2014年より増加(2015年は7%、2014年は3%)した。2017年にはキビ、モロコシ、ソバを含む小児用食品及びその派生食品以外の食品中のトロパンアルカロイドの含有量、及び穀類とその派生食品又は加工食品中の麦角アルカロイドの含有量が設定されるように、規則を強化するための議論をする。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.economie.gouv.fr/dgccrf/plan-surveillance-contamination-certaines-denrees-alimentaires-par-mycotoxines-et
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