食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04590430343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2006~2015年のノルマンディー地域圏の集団食中毒疫学監視報告を発表
資料日付 2016年11月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は11月2日、2006~2015年のノルマンディー地域圏の集団食中毒疫学監視報告を発表した。
 ノルマンディーにおいて2006~2015年に435件の集団食中毒が通知された。発生件数は年及び県によって異なることが明らかになった。
 報告された食中毒の大部分は家庭内及び飲食店で発生した。36%は家庭内、33%は飲食店、7%は医療福祉施設、7%は企業、7%は学校などの食堂、17%は様々な他の状況で発生した。
 微生物学的に確認された食中毒の大部分はサルモネラ属菌が原因であった。糞便培養又は/及び食品検体の分析による病原菌の特定の結果、119件(27%)の集団食中毒が微生物学的に確認された。特定された病原菌は、Salmonella typhimurium(29%)、非定型サルモネラ属菌(26%)、S. Enteritidis(7%)、セレウス菌(7%)、ウエルシュ菌(6%)、カンピロバクター(5%)、黄色ブドウ球菌(5%)、Campylobacter jejuni(3%)、ノロウイルス(3%)、単相性サルモネラ属菌(2%)、ブドウ球菌毒素(2%)であった。
 地域圏保健局への集団食中毒の警告によって、発生事例の周囲の各個人及び集団への予防措置を実施し、場合によっては汚染源を特定し、汚染を抑制するために調査を開始することができる。地域圏保健局へ警告が出されると、診断の確認後に大抵の場合公衆衛生庁へ通知され、地域及び国内の的確な予防措置のために国民における疾患の経過を分析し追跡する。糞便培養及び食品検体の分析の実施のために報告義務様式に従って地域保健局へ集団食中毒の警告を出すことは、十分な監視対策のために必要不可欠である。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://invs.santepubliquefrance.fr/content/download/131407/469651/version/31/file/bvs_normandie_23_octobre_2016.pd
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。