食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04580360470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)及び欧州食品安全機関(EFSA)、合同緊急集団感染症評価書「複数国におけるサルモネラ・エンテリティディス ファージ型8、MLVA型2-9-7-3-2及び2-9-6-3-2集団感染」を公表
資料日付 2016年10月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)及び欧州食品安全機関(EFSA)は10月27日、合同緊急集団感染症評価書「複数国におけるサルモネラ・エンテリティディス ファージ型8、MLVA型2-9-7-3-2及び2-9-6-3-2集団感染」を公表した(17ページ)。
 欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)では、卵に関連するMLVA(multiple locus raviable-number tandem repeat analysis)プロファイルが2-9-7-3-2及び2-9-6-3-2のSalmonella Enteritidis PT8による集団感染が複数国で発生している。
 EU/EEAの7か国で2016年5月1日から10月16日までに、S. Enteritidis PT8 MLVA型2-9-7-3-2又は2-9-6-3-2 感染確定症例112人、ほぼ確定症例148人の報告があった。確定及びほぼ確定症例はベルギー、デンマーク、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、スウェーデン及び英国から報告された。確定症例のうちの9人はハンガリー及びポーランドに渡航歴があり、これらの両国も当集団感染の被害があると考えられる。更に、クロアチアでも当集団感染に疫学的関連があるS. Enteritidisの死亡例を含む小集団感染が報告されており、クロアチアの分離株の特性分析は現在実施中である。
 ベルギー、クロアチア、オランダ及びスコットランドの食品安全当局は当該集団感染の感染源の特定のため、環境及び食品の調査を集中的に実施した。S. Enteritidisは鶏に関連するものがほとんどであることから、調査は患者が摂取した鶏卵及び鶏肉の供給チェーンの追跡に焦点を当てた。
 10月25日、調査からクロアチアの小売流通チェーンの少なくとも一つがポーランドの鶏卵包装施設Bから鶏卵を供給されていたことが判明した。加えて、クロアチアの感染小集団の患者はポーランドの包装施設Bの鶏卵を摂取していた。
 またオランダでは10月に、包装施設Bの食用鶏卵の検体の更なる検査でS. Enteritidis汚染が検出された。これらの卵からは非ヒト性S. Enteritidis 8株が分離され、これらはMLVA型2-9-7-3-2を有し、当該集団感染に関連する2つのWGSクラスターに属していた。
 ノルウェーで2015年5月と11月に得られたS. Enteritidis分離株が、当該集団感染のWGSクラスターの一つのものであることが示された。この分離株は(加工前の)未殺菌液卵由来で、ポーランドの包装施設Bからノルウェーに輸入された生鮮鶏卵からのものであった。
 集団感染株のまん延を監視し、被害国の数を記録するために、全てのEU/EEA国はEU/EEA内で獲得されたS. Enteritidis感染症のサーベイランスを強化することを考慮すべきである。MLVA型別法やWGS手法を実施することは特に効果がある。各国の調査を支援するために、ECDC及びサルモネラ属菌に関する欧州リファレンス研究所は集団感染症に関連する疑いのある分離株についてWGS業務の提供を続ける。新たな症例や重篤な症状はEPIS-FWDシステム(食品及び水媒介疾病に関する流行情報システム)に報告すべきである。
 当該リスク評価書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/ROA-ECDC-EFSA-Salmonella%20Enteritidis.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://ecdc.europa.eu/en/publications/_layouts/forms/Publication_DispForm.aspx?List=4f55ad51-4aed-4d32-b960-af70113dbb90&ID=1593

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。