食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04580340111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、ブロイラー鶏肉における全国微生物ベースライン調査の結果を公表
資料日付 2016年8月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は8月16日、ブロイラー鶏における全国微生物ベースライン調査の結果を公表した。この調査は、2012年12月~2013年12月に行われた。概要は以下のとおり。
1.結果
1-1.食鳥処理
・カナダ全土から収集したブロイラー鶏全4
,541ロットについて、38か所の登録食鳥処理施設においてサンプリングが実施され、カンピロバクター検査及びサルモネラ属菌検査が行われた。サルモネラ属菌については、単純平均保菌率又は検査陽性割合は25.6%(95%信頼区間(CI):24.3~26.9%)で、最小は中西部の17.4%(CI:14.4~ 20.5%)、最大はオンタリオ州の34.3%(CI:31.4~37.2%)であった。季節要因による保菌パターンは見られなかった。
・カンピロバクター陽性のロットの割合は24.1%(CI:22.8~25.4%)で、最小はケベック州の15.7%(CI:13.4%~18.0%)、最大はブリティッシュ・コロンビア(BC)州の41.3%(CI:37.7%~44.9%)であった。
1-2.加工
・全部で丸と体1
,643検体及び部分肉1
,668検体についてサルモネラ属菌検査が行われた。保菌率は、丸と体で16.9%(CI:15.1~18.7%)で、部分肉の29.6%(CI:27.4~31.7%)と比べて有意に低かった。部分別では、皮なし骨なし(SLBL)胸肉で28.3%(CI:25.6~31.0%)で、皮付き骨付き(SOBI)もも肉で31.7%(CI:28.0~35.4%)と比べて有意な差異は無かった。
 検体の種類に拘わらず、サルモネラ属菌の季節要因による明確な保菌パターンは見られなかった。
・全体的に、食鳥処理された生鮮鶏肉の79.0%がカンピロバクター陰性であった(検出限界以下、即ち1CFU(コロニー形成単位)/mLリンス液未満)。定量化検体701件のうち、少なくとも346検体(49.4%)で、保菌率は10CFU/mlリンス液未満であった。
・複数の部分を含むバルクパックから収集された浸出液77検体のうち、28検体((36.4%)がサルモネラ属菌陽性、15検体(19.5%)がカンピロバクター陽性であった。浸出液中のサルモネラ属菌の濃度は、検出限界未満~2.4MPN/mLの低レベルであったが、カンピロバクター濃度は、検出限界~最大で660CFU/mLに亘っていた。
1-3.小売
・全部で市販丸と体404検体及び市販部分肉1
,239検体についてサルモネラ属菌検査が行われた。丸と体での保菌率は21.0%(CI:17.1~25.0%)で、部分肉での31.6%(CI:29.0~34.2%)と比べて有意に低かった。部分別では、SLBL胸肉で31.4%(CI:28.3~34.6%)で、SOBIもも肉での32.1%(CI:27.6~36.6%)と有意な差異は無かった。
 市販の生鮮鶏肉製品における季節要因による明確な保菌パターンは無かった。サルモネラ保菌率は春で高め(32.4%(CI:27.7~37.1%))、夏で低め(25.3%(CI:21.1~29.5%))であったが、四季を通じて有意な差異は見られなかった。
・市販生鮮鶏肉のサルモネラ属菌の濃度は、検体の種類に拘わらず大半の検体で低く、リンス液で3MPN/mLであった。市販生鮮鶏肉製品のリンス液におけるサルモネラ属菌の幾何平均濃度は0.07~0.09MPN/mLで、食鳥と体と部分肉とで有意な差異は見られなかった。
・全部で丸と体404検体及び市販部分肉1
,247検体について、カンピロバクター検査が行われた。生鮮鶏肉でのカンピロバクター保菌率は、部分肉の種類に拘わらず高めであった。これらの結果を合わせた保菌率は、丸と体で37.9%(CI:33.1~42.6%)で、部分肉での43.1%(CI:40.3~45.8%)と比べて有意に低いとは言えなかった。
 SLBL胸肉の保菌率は43.3%(CI:39.9~46.6%)で、SOBIもも肉の保菌率42.6%(CI:37.8~47.4%)と同様であった。検査陽性の市販製品の割合は、冬から春にかけて微減が示され(保菌率30.1%(CI:25.5~34.7%))、その後、夏(保菌率50.3%(CI:45.4~55.2%))及び秋に有意な増加が見られる。
 全体的に、78.9%の市販生鮮鶏肉検体がカンピロバクター陰性であった(検出限界値である1CFU/mL未満)。348検体中231検体で汚染度が10CFU/mLリンス液であった。市販生鮮鶏肉製品のカンピロバクター濃度の幾何平均は、1.13~3.23CFU/mLで、SOBIもも肉以外の部分肉と比べると、丸と体で有意に高かった。カンピロバクター濃度は、SLBL胸肉と比べてSOBIもも肉の方が有意に高かった。
2.結論及び提言
 主要な結果に基づき、以下を含む助言及び次なる取組がまとめられた。
・異なる地域で飼養されるブロイラー鶏ロットのカンピロバクター及びサルモネラ属菌のコロニー形成に影響するリスク因子に関する調査研究構想を支援する。
・ブロイラー鶏サプライチェーンにおける定性リスク評価を支援する。また、カンピロバクター及びサルモネラ属菌低減のための介入政策に関する評価モデルの策定及び自主削減目標の設定を支援する。
 「結果」は以下のURLから入手可能。から入手可能。
http://inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-reports/2016-08-17/december-2012-december-2013/eng/1471358115567/1471358175297?chap=11
 「資料(表)」は以下のURLから入手可能。
http://inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-reports/2016-08-17/december-2012-december-2013/eng/1471358115567/1471358175297?chap=14
 「結論及び提言」は以下のURLから入手可能。
http://inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-reports/2016-08-17/december-2012-december-2013/eng/1471358115567/1471358175297?chap=13
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-reports/2016-08-17/december-2012-december-2013/eng/1471358115567/1471358175297

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