食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04570730316
タイトル ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁 (BVL)、野生キノコ中の重金属及び放射能汚染に関して情報提供
資料日付 2016年9月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁 (BVL)は9月30日、野生キノコ中の重金属及び放射能汚染に関して情報提供した。概要は以下のとおり。
1.重金属
 ポルチーニ、ジロール茸(Chanterelles)、アミガサタケなどは、生息する土壌から重金属、特に水銀を高濃度で吸収する。従って、これらのキノコは、他の食品と比べて重金属へのばく露が大きい。
 種々の全国レベルモニタリングでは、野生キノコに関して、鉛、カドミウム、水銀、アルミニウム、ヒ素及びニッケル含有量について検査が行われてきた。
 2013年の結果は、野生キノコ(生鮮及び冷凍)及び保存野生キノコ(訳注:Konserven、缶詰めなどの保存食)164検体の全てにおいて水銀濃度が高かった。検体の約60%で、法定基準値である0.01mg/kgを超えていた。平均濃度は、茎付きキノコでの0.103mg/kgから、乾燥させた野生キノコでの2.42mg/kgまでと幅があった。他の食品における水銀濃度の平均は通常、0.002~0.003mg/kgである。
 乾燥キノコ製品では、乾燥過程で水銀が濃縮される。乾燥及び粉末キノコ製品からの水銀検出量が、生鮮キノコ及び保存キノコと比べて有意に大きいことが想定された。
 水銀の最大濃度は、乾燥粉砕ポルチーニ製品1検体における4.71mg/kgであった。生鮮キノコでも、水銀の最大濃度はポルチーニで検出された。
 これらの結果は、野生キノコに関する2011年の調査結果を裏付けている。その中では、他の重金属ばく露に関しても調査が行われており、野生キノコから鉛、カドミウム及びアルミニウムが比較的高濃度で検出された。ヒ素及びニッケル濃度は低いと考えられた。
2.放射能汚染
 1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故を受け、放射能汚染による影響が特に大きい一部の非欧州連合(EU)加盟国からの食品に対し、EUへの輸入規制措置が取られている。放射性セシウム濃度がなかなか低下しないことから、野生キノコも規制対象である。ドイツ連邦放射線保護局(BfS)は、南ドイツで生息するキノコは、地域及び土壌の種類によっては、依然として放射能汚染が考えられるとしている。
  ドイツ連邦環境・自然保護・建設・原子炉安全省(BMUB)は、高濃度の重金属及び放射能汚染が考えられることから、消費者に対して、野生キノコの摂取量は200g~250g/週を超えないよう助言している。小児の場合は、体重に応じて摂取量を減らすべきである。一方で、たまに多量摂取することは懸念とはならない。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
情報源(報道) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
URL http://www.bvl.bund.de/DE/08_PresseInfothek/01_FuerJournalisten/01_Presse_und_Hintergrundinformationen/01_Lebensmittel/2016/2016_09_30_PI_Wildpilze.html

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