食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04550760149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する香料としての化学物質グループ4に属する化合物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年8月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月22日、全動物種に使用する香料としての非共役型及び蓄積型不飽和直鎖及び分岐鎖脂肪族一級アルコール類、アルデヒド類、酸類、アセタール類及びエステル類(化学物質グループ4)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(27ページ)(2016年7月12日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 この意見書は、化学物質グループ4に属する24種類の化合物(非共役型及び蓄積型不飽和直鎖及び分岐鎖脂肪族一級アルコール類、アルデヒド類、酸類、アセタール類及びエステル類)のうちの23種類に関するものである。
 これらの化合物は、現在、香料として食品への使用が認可されている。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、以下のように結論付けた。
・ヘキサ-3(cis)-エン-1-オール、(Z)-ノン-6-エン-1-オール、オクト-3-エン-1-オール、ノン-6(cis)-エナール、ヘキサ-3(cis)-エナール、(Z)-ヘプト-4-エナール、ヘキサ-3(cis)-エニルアセテート、ヘキサ-3(cis)-ギ酸エニル、ヘキサ-3-酪酸エニル、ヘキサ-3-エニルヘキサノエート及びヘキサ-3(cis)-イソ酪酸エニルの11種類は、提案されている最大用量である5mg/kg完全配合飼料で全ての対象動物種に対して安全である。
・シトロネロール、(-)-3
,7-ジメチル-6-オクテン-1-オール、シトロネラール、2
,6-ジメチルヘプト-5-エナール、シトロネル酸、酢酸シトロネリル、酪酸シトロネリル、ギ酸シトロネリル及びプロピオン酸シトロネリルの9種類は、最大用量の5mg/kgでネコを除く全動物種に対して安全である。
・ウンデカ-10-エナール、1-エトキシ-1-(3-ヘキセニルオキシ)エタン及びヘキサ-3-イソ吉草酸エニルの3種類は、通常の用量である1mg/kgで全動物種に対して安全である。
 これらの化合物を最大安全濃度で飼料中に使用することによる消費者の安全性への懸念は生じないと考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2016.4559/full
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