食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04550530475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、基準値を超えた脂溶性貝毒に汚染されたペトンクル(イタヤガイ科)の非可食部除去(decorticage)の効果に関する評価の研究プロトコールの緊急実施に関する意見書を発表
資料日付 2016年8月31日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は8月31日、基準値を超えた脂溶性貝毒に汚染されたペトンクル(イタヤガイ科)の非可食部除去(decorticage※)の効果に関する評価の研究プロトコールの緊急実施に関する意見書を発表した。
 国立海洋開発研究所(Ifremer)が実施した植物プランクトン及び藻類毒の監視の一環で、ペトンクルにオカダ酸321.8μg/kgに相当する脂溶性貝毒が検出されたことを受け、2016年7月21日、警告が発せられた。EC規則No.853/2004が定める最大基準値はオカダ酸に換算すると160μg/kgである(オカダ酸として、ジノフィシストキシン及びペクテノトキシンを換算する)。この結果を受けて汚染地域の海でペトンクルの捕獲を禁止する県の法令を7月22日に採用した。
 ノルマンディー地方局は職業従事者の要求を受けて、ペトンクルの販売のためにペトンクルの脂溶性貝毒への措置として非可食部除去を実施することを望んでいる。非可食部除去措置は、ある条件におけるドウモイ酸類の海藻毒に汚染されたホタテガイについては欧州規則によってすでに許可されている。しかしペトンクルとホタテガイの間で汚染と汚染除去の過程が同様であるという証拠は全くない。
 本意見書は、ペトンクルの検体数が十分であるか決定するために、食品総局(DGAL)が提案したプロトコールの統計的側面を対象としている。
 プロトコールは、最も汚染された地域において最少で120個の検体を予定している。ANSESはできる限り検体数を増加させることを推奨する。
※「decorticage」を忠実に訳したならば脱殻であるが、ANSESが発行した2015年年間活動報告書を参考に殻や消化腺といった非可食部を除去すること、非可食部除去と意訳した)
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/ERCA2016SA0179.pdf
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