食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04550300164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、豚の糞便のサルモネラ属菌検出に関する第18回研究所間比較試験結果報告書を発表
資料日付 2016年8月26日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は8月26日、豚の糞便中のサルモネラ属菌検出に関する第18回欧州連合(EU)研究所間比較試験結果報告書を発表した(オランダ語、30ページ)。
 2015年3月、EUサルモネラリファレンス研究所(EURL)は、一次生産段階の検体中のサルモネラ属菌検出に関する第18回研究所間比較試験を実施した。一次生産物の検体中のサルモネラ属菌検出を担っているEU加盟国の国立リファレンス研究所(NRL)は参加を義務付けられた。合計36か所のNRL、そのうち29か所はEU内、6か所はEU外の欧州の国(EU加盟候補国、EU加盟候補国になる可能性がある国、欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国)、及び欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)の提案により欧州外の国一か国が参加した。RIVMにはEURLがある。
 オランダにおける鳥インフルエンザのアウトブレイクのため、鶏の糞便の輸送は不可能であった。従ってEURLは今回の検出試験の代替マトリックスとして豚の糞便を使用することにした。予備試験で豚の糞便は5~10℃での保存期間中に酵母とカビが増殖する可能性があることが明らかになった。従って-20℃で保存試験を実施した。サルモネラ属菌は冷凍に感受性であることが明らかになったが、サルモネラ属菌の接種濃度を高くすると冷凍保存にも拘らず豚の糞便中にサルモネラ属菌が検出されると考えられた。
 冷凍保存した豚の糞便の検体中のサルモネラ属菌検出量は一定ではなかった。参加した研究所間で結果に非常にばらつきがあった。従って本試験において各研究所の結果は評価できなかった。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2016/augustus/EU_interlaboratory_comparison_study_primary_production_XVIII_2015_Detection_of_Salmonella_in_pig_faeces
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