食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04540700149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、完全配合飼料中の銅の現在の最大認可量の改訂に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年8月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月9日、完全配合飼料中の銅の現在の最大認可量の改定に関する科学的意見書(122ページ)(2016年7月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、(i)食料生産動物及び愛がん動物に必要な銅、(ii)飼料原料及び完全配合飼料中の銅濃度、(iii)銅のバイオアベイラビリティ、(iv)完全配合飼料の銅の算出バックグランド濃度について見直した。
 また、(i)対象動物の腸内細菌叢プロファイル及び薬剤耐性菌への食事経由の銅による影響、(ii)細菌の重金属に対する許容(銅耐性)及び一部の抗生物質に対する耐性の環境発生についても考慮した。
 収集されたデータは、飼料中の銅に関する現在の認可最大銅量(CAMC)の一部を低減する可能性を裏付けていた。FEEDAPパネルは、必要な銅量及び当初の給餌経由銅量から新たに提案された最大銅量(NPMC)を導き出すアルゴリズムを開発した。
 NPMC(mg銅/kg完全配合飼料)は、維持(m)、低減(d)及び増大(i)した値から構成される。反芻開始前の牛に対しては15(m)、他の牛に対しては30(d)、山羊に対しては35(i)、めん羊に対しては15(m)、甲殻類に対しては50(m)、及び他の動物種に対しては25(生後12週までの子豚(d)、その他の全ての動物種(m))である。
 NMPCは、子豚を除く対象動物の健康、動物福祉及び経済的生産性を裏付ける。NPMCからは、銅を摂取した消費者への影響は考えにくく、NPMCによる消費者の安全性への懸念は無い。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2016.4563/full
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