食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04540580470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、全ゲノムシークエンシング法が疾病及び集団感染症調査を促進するとの専門家意見書を公表
資料日付 2016年8月15日
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概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は8月15日、全ゲノムシークエンシング法が疾病及び集団感染症調査を促進するとの専門家意見書を公表した(20ページ)。
 過去10年の間に微生物遺伝型別法から次世代シークエンシング技法への転換が行われた。全ゲノムシークエンシング法(WGS)は、より正確な病原体同定、薬剤耐性プロファイリング、伝播の追跡及び生物学的リスク評価を提示することで、公衆衛生調査及び集団感染症研究を変化させた。
 しかしながら、WGSの多角的調査への適用には依然として多くの課題がある。ECDCはそれゆえ加盟国の専門家と協働で、公衆衛生調査における全ゲノムシークエンシングに対する専門家の意見を提示した。
 克服すべき障害は、シークエンシングのプラットフォームの違い、検査機関間の同等性、標準的な生物学的情報ルートの欠如、WGS導出株の命名定義、従来の型別法との同等性、及び疫学的ゲノムシークエンスデータの解釈を公衆衛生面の政策決定にとって有意義な情報に変換することなど、多岐にわたっている。さらに公衆衛生検査機関のWGS技術の利用状況は加盟国間、加盟国内でも差がある。よって、国レベルの投資が、必要な技術リソース及び専門技術について提供されるべきである。
 加盟国の従来技術からWGSへの移行を支援するために、またWGSが国及びEUレベルのサーベイランスの継続を損なうことなく採用されることを確保するために、ECDCは以下の提案をする。
1.他のWGSに基づく公衆衛生上の取組を位置付け、協定を結ぶ
2.微生物学的データ及び疫学データの統合分析を主導する
3.ガイダンスを提供し、サーベイランスのためのWGSに基づく手法を検証する
4.選ばれた試験的実地研究を開発、実施、評価する
 ECDCはまた、EUのサーベイランス及び流行病の予防対策として分子生物学的及び遺伝的型別法の統合のためのロードマップを公表した。この最新版のロードマップでは、公衆衛生面の付加価値による順位づけられた選択肢及び加盟国及びECDCで入手可能なリソースでの実現可能性に基づいた優先すべき疾病とWGSに基づくサーべイランス実施工程を推奨している。
 ECDCの主席微生物学者はECDCの構想について、こう述べた。「5年の間に、ECDCは、病原微生物の型別手法の選別方法として、EU全体で他の手法に代わりWGS使用が可能となるような基準及び管理体制の構築に寄与してきた。これは疾病及び薬剤耐性伝達の動態の評価を強化することによって、疾病サーベイランス、集団感染症調査及び予防施策の評価の正確性及び効果を向上させることにつながる。」
 当該専門家による意見書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/whole-genome-sequencing-for-public-health-surveillance.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?ID=1466&List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&Source=http%3A%2F%2Fecdc%2Eeuropa%2Eeu%2Fen%2FPages%2Fhome%2Easpx

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