食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04531300303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(APHIS)、ワシントン州で見つかった遺伝子組換えコムギの自生に関する最新情報を公表
資料日付 2016年8月5日
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概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(APHIS)は8月5日、ワシントン州で見つかった遺伝子組換えコムギの自生に関する最新情報を公表した。概要は以下のとおり。
 7月29日、米国農務省(USDA)はワシントン州の休耕地にて22本の遺伝子組換えコムギが自生していることが農業従事者により発見されたことを確認した。問題の遺伝子組換えコムギは、一般にRoundup(R)と称される除草剤グリホサートに耐性である。APHISは商業目的の遺伝子組換えコムギの科学的証拠をつかんでいない。
 APHISはこの発見に対し迅速で徹底した措置を取った。農家と協力して、APHISは遺伝子組換えコムギが商業取引に入ることがないことを確保するための措置を取った。十分な注意のために、APHISは遺伝子組換え材料の存在に関して当該農家の収穫された全コムギの検査を行った。USDAは穀物の検査を終了し、全検体がいかなる遺伝子組換え材料にも陰性であると確認した。よって、この農家の作物は商業目的に許可される。
 遺伝子組換えコムギは、Monsanto社により開発され、MON71700と称されCP4-EPSPSタンパク質を含む。米国食品医薬品庁(FDA)は以前、任意のバイオテクノロジーの協議プロセスを通してCP4-EPSPSを含む作物の安全性を評価した。影響を受けた植物の数が少なかったこと、並びにMON71700及びCP4-EPSPSに関する入手可能な情報に基づいて、FDAはこの事件の結果このコムギが食糧供給に存在しても、安全性に問題は無いと結論付けた。
 USDAは州、業界、及び貿易相手国と協力しており、調査結果に関して全てのパートナーにタイムリーに透明性のある情報を提供することを約束する。
 APHISは遺伝子組換えコムギの品種の規制解除をしていないので、現時点において米国には、遺伝子組換えコムギの品種は販売用又は商業用生産は無い。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/brs-news-and-information/august+5%2C+2016+update+ge+wheat+in+washington
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