食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04531070493
タイトル 台湾衛生福利部食品薬物管理署、知らない草本植物を勝手に食べないよう注意喚起
資料日付 2016年7月27日
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概要(記事)  台湾衛生福利部食品薬物管理署は7月27日、知らない草本植物を勝手に食べないよう注意喚起した。概要は以下のとおり。
 現代の人々の間では養生がブームとなっており、インターネット上では「天然のものがよい」、「食べ物で補う方が薬よりよい」、「草本で養生し自分で治す」といった情報が絶えず流れている。しかし、食品の主な機能は身体の生理機能を正常に保つために熱量と栄養素を提供することである。同署はインターネット上の噂を安易に信じないよう、供給源が明らかでなくその安全性が確認されていない植物や製品を勝手に採って食べたり、買ったりしないよう注意喚起している。
 台湾では野生きのこによる中毒がほぼ毎年発生している。最もよく誤食される野生きのこは食用にできない毒きのこ「オオシロカラカサタケ」である。これは食用可能なカラカサタケやオオシロアリタケに似ており、よく混同される。また、ダイエットや便秘改善のために、ダイエットできると噂されている植物(例えばアマメシバ)や下痢を引き起こしやすい植物(例えばセンナ)を勝手に食用にする人もよくいる。台湾では過去にアマメシバの喫食が直接関係すると疑われる死亡例が2人確認されていることから、市民は慎重にならなければならない。知らない植物や薬草を摂取した後に体に不調をきたした場合は、決して毒が排出されていると考えてはならず、速やかに医療機関を受診するよう、また、専門の医師が正確な診断及び治療ができるよう食べ残しを保存しておくよう医師は助言している。
 食品に使用することのできる原料か否かについては、市民は同署の「食品に使用可能な原料をまとめた一覧表」を参考にするとよい。但し、この一覧表はポジティブリストではなく、伝統的に食されてきた鶏肉、アヒル肉、魚、野菜、果物、五穀等は含まれていない。また、非伝統的食品の原料について食用の安全性を確認するために、同署は「非伝統的食品原料の申請に関する作業の手引き」を制定しており、当該手引きには非伝統的食品原料の定義、申請手順、(訳注:安全性評価)作業の流れ、安全性評価のために提出しなければならない資料や申請書等が規定されている。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部食品薬物管理署
情報源(報道) 台湾衛生福利部
URL http://www.mohw.gov.tw/news/572155680
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