食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04531050208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、スウェーデンにおける牛海綿状脳症(BSE)食品安全リスク評価の報告書を公表 |
資料日付 | 2016年8月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は8月3日、スウェーデンにおける牛海綿状脳症(BSE)食品安全リスク評価の報告書を公表した。概要は以下のとおり。 スウェーデンでは、定型BSE患畜は報告されていない。2006年に非定型BSE-H型が1頭報告されている。国際獣疫事務局(OIE)及び欧州連合(EU) は2008年にスウェーデンを「無視できるBSEリスクの国」に分類し、スウェーデンはそのステータスを維持している。 FSANZは、スウェーデンにおけるBSEの予防及び管理に関する法的措置について評価を実施した。 スウェーデン政府が1989年以来導入している特定のBSE輸入管理は、BSE病原体のスウェーデン国内への侵入を防ぐのに成功していた。最近8年間、スウェーデンに生体のウシ科動物を輸出した国は、デンマーク、フィンランド及びドイツに限定されている。デンマーク及びフィンランドはOIEから「無視できるBSEリスクの国」に認定されている。ドイツは「管理されたBSEリスクの国」に認定されているので、ドイツからの輸入は水牛(water buffalo)のみに限定されており、これまでドイツにおいて水牛のBSEは報告されていない。 スウェーデンでは1991年以来効果的な反すう動物の飼料規制を実施している。2001年以降、全動物由来の加工たん白質を反すう動物に給与することは禁止されている。 スウェーデンにおいて牛肉を含む食品事故(food incident)が発生した場合のリコールは、食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and Feed)下で管理されている。 トレーサビリティとリコールのシミュレーションがスウェーデンの食肉処理施設によって定期的に実施されている。 スウェーデンには現在進行中のBSEサーベイランスプログラムがあり、現在はOIEが規定するB型サーベイランスを実施している。 スウェーデンは、自国のウシ集団におけるBSE病原体汚染及び増殖を防ぐ為、包括的かつ十分に確立された管理を行っており、スウェーデンで生産された牛肉及び牛肉製品をヒトが摂食する上で安全であるよう徹底している。今回のBSE食品安全リスク評価では、スウェーデンから輸入された牛肉及び牛肉製品はヒトが摂食する上で安全であると結論付け、スウェーデンをカテゴリー1ステータスに分類するよう推薦した。 スウェーデンのBSE食品安全リスク評価に関する報告書(全70ページ)は以下のURLから入手可能。http://www.foodstandards.gov.au/industry/bse/bsestatus/Documents/BSE%20food%20safety%20assessment%20report%20for%20Sweden.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/industry/bse/bsestatus/Pages/default.aspx |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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