食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04530800505 |
タイトル | スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、魚類、貝類、甲殻類における薬剤耐性菌に関するパイロットスタディに関する報告を発表 |
資料日付 | 2016年7月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は7月14日、魚類、貝類、甲殻類における薬剤耐性菌に関するパイロットスタディに関する報告を発表した。 スイスでは食肉及び家畜の薬剤耐性について体系的に監視を実施している。しかし、魚類、貝類、甲殻類についてはこのような監視プログラムは実施されていない。BLVは、魚類、貝類、甲殻類における薬剤耐性菌に関するあるパイロットスタディの結果から、第三国からのエビ及びパンガシウス(ナマズ科)に関してこのような監視の実施が妥当である可能性があると結論付けた。 パイロットスタディではサケ、パンガシウス、エビ、カキの44検体を検査した。大腸菌、腸球菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌の検出、及びその薬剤耐性について分析を行った。これらの細菌は薬剤耐性の監視プログラムの指標病原菌である。 全ての検体から薬剤耐性が検出された。とりわけエビとパンガシウスから耐性菌が多く検出され、サケとカキはそれより少量であった。薬剤耐性が検出された生産物の一部は、養殖で大量の抗生物質を頻繁に使用している国から輸入されていた。このパイロットスタディは監視の対象となる病原菌と検体について推奨事項を提示している。 これらの食品の喫食は直接的に健康被害があるわけではない。調理に関する衛生管理をして正しく調理すれば病原となる耐性菌は死滅し、心配なく魚類、貝類、甲殻類を喫食することができる。 パイロットスタディ「スイスに輸入される生鮮魚介類における大腸菌、腸球菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌の薬剤耐性(Antimicrobial Resistance of Escherichia coli , Enterococci , Pseudomonas aeruginosa , and Staphylococcus aureus from Raw Fish and Seafood Imported into Switzerland)」の要旨は下記のURLから入手可能。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27357045 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スイス |
情報源(公的機関) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV) |
情報源(報道) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV) |
URL | https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0ahUKEwiyvo-7manOAhXCp48KHdSRA04QFggeMAA&url=https%3A%2F%2Fwww.blv.admin.ch%2Fdam%2Fblv%2Ffr%2Fdokumente%2Ftiere%2Ftierkrankheiten-und-arzneimittel%2Ftierarzneimittel%2Fpilotstudie-antibiotikaresistente-bakterien-bei-fisch-etc.pdf.download.pdf%2FZusammenfassung_Studie_Antibiotikaresistenzen_bei_Fisch-fr.pdf&usg=AFQjCNHpl6v9kc7hMRXU9m-gDL8jLMjuMA&cad=rja |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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