食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04530740485
タイトル 英国公衆衛生庁(PHE)、葉菜類のミックスサラダの摂取が関連するとされる腸管出血性大腸菌O157による集団食中毒に関する調査の最新情報を公表
資料日付 2016年7月21日
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概要(記事)  英国公衆衛生庁(PHE)は、葉菜類のミックスサラダの摂取が関連するとされる腸管出血性大腸菌O157による集団食中毒に関する調査の最新情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.7月21日付け
 最新の患者数から、この集団食中毒は沈静化に向かっていると示唆される。しかし、調査チームは、更なる患者の発生及び感染者から他の人たちへの2次感染リスクに対して引き続き警戒している。
 7月21日時点で160人の患者が報告されている(前回7月14日から9人増)。イングランドで153人(同9人増)、ウェールズで6人(同変わらず)、スコットランドで1人(同変わらず)である。
 先週は報告された患者数が9人と有意に減少した。最悪の時期は通り過ぎたとも言えるが、患者数は依然として多く、他の人たちに感染するリスクも残っている。
 全ゲノム配列決定(WGS)技術を用いた検査から、原因株は、おそらく地中海地域から持ち込まれた可能性が考えられる。
 継続中の調査では、複数の患者が発病前にルッコラを含む葉菜類のミックスサラダを摂取していたことが分かっている。感染源は未だに不明である。それ以外の食品が汚染源である可能性は排除していない。
 汚染源として確定した卸売業者、納入業者、小売業者及びレストランはひとつもないことへの留意が重要である。現在、英国食品基準庁(FSA)による調査では、ミックスサラダ用の葉菜類の、スーパーマーケットではなく、卸売業者への流通に焦点を当てている。
2.7月28日付け
 継続中の調査からは、ミックスサラダの葉菜類の摂取との関連性が強く示唆されている。
 7月28日の時点で、161人(前回7月21日から1人増)の患者が報告されている。イングランドで154人(同1人増)、ウェールズ及びスコットランドでは、それぞれ6人(同、変わらず)及び1人(同、変わらず)であった。
 先週以降、新たな患者報告されていないことから、最悪の時期は脱したと示唆される。汚染されたサラダ用葉菜類の汚染源特定のための調査は継続中である。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国公衆衛生庁(PHE)
情報源(報道) 英国公衆衛生庁(PHE)
URL https://www.gov.uk/government/organisations/public-health-england
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