食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04530600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は、食品接触材料中に使用する粉にしたひまわりの種皮の安全性評価の科学的意見書を公表
資料日付 2016年7月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月13日、食品接触材料中に使用する粉にしたひまわりの種皮の安全性評価の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、ポリプロピレンといったプラスチックに最大で50%(w/w)まで添加して使用する、粉にしたひまわりの種皮の安全性評価を取り上げた。プラスチックは最高で240℃で加工され、室温又は室温以下で乾燥した食品のみと接触することを意図する。
 不純物の存在の可能性及び移行並びに化学反応及び分解産物の懸念により、プラスチックそのものの分析及び40℃又は60℃で10日間の変性(modified)ポリフェニレンオキシドを使用した多段階の(multistep)試験を行った。最も高い移行は、最大で54mg/kgの4種類の総天然脂肪酸量であった。その他全ての化学物質は30μg/kgの検出下限値未満又は低い移行量であった。添加物そのものについては、遺伝毒性試験で使用する細胞に取り込まれない大きな重合体であるので、遺伝毒性のデータは要求されない。天然脂肪酸の移行は、毒性学的懸念ではない。
 CEFパネルは、当該物質が、室温又は室温以下で乾燥した食品との接触を意図したプラスチックの添加物として使用されるならば、消費者にとって安全性の懸念ではないと結論付けた。種皮は、ヒトの食用のひまわりの種から入手し、添加物を含んだプラスチックは240℃以下で加工されなければならない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4534
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