食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04530050475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、テトラクロロエチレン(PCE)、トリクロロエチレン(TCE)によって汚染された水を使用して生産された食品の喫食に関連するリスクに関する意見書を発表
資料日付 2016年7月11日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は7月11日、テトラクロロエチレン(PCE)、トリクロロエチレン(TCE)に汚染された水を使用して生産された食品の喫食に関連するリスクに関する意見書を発表した。
 かつて、溶剤(クリーニング、金属表面の油除去、豚肉加工食品の廃棄物処理など)としてのPCE及びTCEの大量の使用が、多くの国(フランス、スイス、米国など)で環境汚染(水、土壌、空気)要因となった。
 2010年以降、ウール県のノルマンビル市にある川からの引水施設は、飲料水の基準値10μg/Lを超えた濃度のPCE及びTCEによる汚染が理由で閉鎖された。地質鉱山研究所の2012年9月の報告書によると、他の地点、主にノルマンビルの上流に位置するグラビニーの産業開発地区に飲料水の水質基準を超えたPCE及びTCE(3.8~382μg/L)が自由地下水に検出された。この地域の可能性のある汚染源が特定された。
 掘削井戸を利用している農場がノルマンビルの引水施設の周辺に多数確認された。ノルマンビルの井戸は豚の飲料水及び作物栽培用の灌漑用水(水の散布)のための掘削井戸と申告されている。その下流のサンジェルマンデザングルの井戸も豚の飲料水のための掘削井戸と申告されている。
 地方当局は2014年6月~2015年6月汚染地域の5か所の家畜用飲料水、養魚施設、灌漑用水のTCE及びPCEの分析を実施した。その結果2件の養豚場(ノルマンビル、サンジェルマンデザングル)で豚の飲料水に含まれるPCEの顕著な汚染、即ちANSESが定めた飲料水の水質基準値10μg/Lを超えた汚染が明らかになった。
 ANSESは最近実施された分析結果を基にPCE及びTCEによる地下水の汚染の影響を受けた地域の生産物の喫食によるリスク評価を依頼された。結論は下記の通り。
 分析データから汚染地域5か所で使用される水にTCEは含まれていなかった。
 汚染地域のクレソン農場、養牛場、養魚施設の食品の喫食によって、TCE及びPCEによるリスクへの危惧はない。
 PCEに閾値があると考えると、飲料水によってPCEにばく露した豚由来食品の喫食によるリスクは許容範囲内と判断する。一方で、PCEに閾値がないとすると、この食品の喫食による過剰生涯リスクは、成人において1.9×10-8乗、3~17歳の子供において2.2×10-8乗に達する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/ERCA2015SA0212.pdf

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