食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04510890295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、コーデックス委員会(Codex)第39回総会での決定事項について最新情報を公表
資料日付 2016年6月28日
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概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は6月28日、イタリア、ローマで開催されているコーデックス委員会(Codex)第39回総会での決定事項について最新情報を公表した。概要は以下のとおり。
 Codexは6月27日から30日、ローマにて食品安全及び品質基準に関して検討するために会議をしている。
1.牛肉及び豚肉のサルモネラ属菌抑制ガイドライン-6月27日に合意
 Codexが採択したガイドラインは、生の牛肉及び豚肉のサルモネラ属菌を予防、低減、又は除去するための1次生産から加工までの慣行に焦点を合わせる。
2.食品媒介寄生虫を抑制するための食品衛生ガイドライン-6月27日に合意
 Codexが採択したガイドラインは、寄生虫を抑制し健康を守るための様々な種類の食品の衛生的生産に関する情報を提供する。
3.栄養表示ガイドラインのための栄養参照量(NRVs)-6月27日に合意
 Codexは、栄養表示ガイドラインに、銅、鉄、マグネシウム、リン、及びビタミンAのNRVsを入れることを採択した。
4.食品添加物の安全使用に関する新基準-6月27日に合意
 食品添加物の安全性は、FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)により、食品での使用が推奨される前に評価される。JECFAの安全性評価に基づいて、Codexは、特定の食品中の食品添加物の最大使用基準値を400近く採択した。この中には、多くの酸化防止剤及び保存料がある。
5.玄米中の無機ヒ素の基準値-6月27日に合意
 Codexは、消費者を過度のばく露から守るために、玄米について0.35mg/kgを超える無機ヒ素を許容しないことを勧告する。
6.食品中の農薬の残留基準値-6月28日に合意
 Codexは、残留が人々の健康を害さないよう、そしてFAO/WHO合同残留農薬専門家会議(JMPR)によるリスク評価に基づいて、様々な食品中の30を超える農薬の残留基準値を採択した。
7.Codexの食品衛生一般原則に関する今後の改訂-6月28日に合意
 現在の食品衛生一般原則は概ね適切であるが、Codexは、食品衛生一般原則の範囲を広げ、よりユーザーフレンドリーにし、食品安全管理の最新情報を反映させるために、付属文書HACCPも含め、現行本文の全面的な見直しを始めることに合意した。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/news/story/en/item/419100/icode/
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