食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04500750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する香料としての第2級脂環式飽和及び不飽和アルコール類、ケトン類など(化学物質グループ8)の全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年6月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月6日、全動物種に使用する香料としての、第2級脂環式飽和及び不飽和アルコール類、ケトン類、ケタール類及び脂環式アルコール類又はケトン類を含むケタール類を伴うエステル類と、第2級脂環式アルコール類を含むエステル類(化学物質グループ8)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2016年4月20日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)によるこの科学的意見書は、化学物質グループ8に属する29種類の化合物の安全性及び有効性に関して、以下のように結論付けている。
 メントールは、25mg/kg完全配合飼料で全動物種に対して安全である。酢酸メンチル、d-カルボン及びジヒドロジャスモン酸メチルは、5mg/kg完全配合飼料で全動物種に対して安全である。α-イオノン、βイオノン及びd
,l-イソボルネオールは、5mg/kg飼料でサケ類、子牛及びイヌに対して、1mg/kg飼料で残りの動物種に対して安全である。
 d
,l-酢酸イソボルニルは、5mg/kg飼料で全動物種に対して安全である(肉用鶏、採卵鶏、子豚及びネコを除く:1mg/kg飼料で安全)。d
,l-ボルネオール、フェンチルアルコール、α-イロン、(Z)-β-ダマスコン、β-ダマセノン、(E)-β-ダマスコン、酢酸シクロヘキシル、酢酸カルビル、酢酸ジヒドロカルビル及び酢酸フェンチルは、1mg/kg飼料で全動物種に対して安全である。、
 d
,l-イソメントン、ヌートカトン、Z-ジャスモン、3-メチル-2-シクロペンテン-1-オン、イソホロン、ジヒドロジャスモン、l-カルボン、d-フェンコン、トランスメントン、d-カンフル及びd
,l-酢酸ボルニルは、提案されている用量未満でのみ安全である(牛、サケ類及び非食料生産動物に対しては0.5mg/kg飼料、豚及び家きんに対しては0.3mg/kg飼料)。
 これらの化合物を飼料に使用することによる消費者に対する安全性への懸念は生じないと考えらえる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4475.pdf
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