食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04490750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、生体動物及び動物生産物中の残留動物用医薬品及びその他の物質のモニタリング結果に関する2014年の報告書を公表
資料日付 2016年5月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月25日、生体動物及び動物生産物中の残留動物用医薬品及びその他の物質のモニタリング(継続監視)結果に関する2014年の報告書(2015年12月17日承認、70ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本報告書は、欧州連合(EU)域内における生体動物及び動物生産物中の残留動物用医薬品及び特定の物質の存在について2014年に収集されたモニタリングデータをまとめたものである。
2. 合計736
,907検体がEU加盟28か国によって欧州委員会(EC)に報告された。これらの報告された検体の内訳は、(1)理事会指令96/23/ECに基づき報告された検査対象検体(targeted samples)(※1) 425
,232例及び疑わしい検体(suspect samples)(※2) 14
,097例、(2)輸入時に収集された検体4
,136例、(3)EU加盟国の法令に基づき策定されたプログラムの枠組みで収集された検体293
,442例である。
3. EU加盟国の大半は、理事会指令96/23/EC及び委員会決定97/74/ECで定めるサンプリング頻度の最低要件を満たしていた。不適合の検査対象検体の割合(0.37%)は、過去7年間の割合(0.25%~0.34%)と比べ微増した。2014年のモニタリング結果においては、過去7年間(2007年~2013年)と比べ、レゾルシン酸ラクトン類(resorcylic acid lactones)、化学成分(主に金属類)及びマイコトキシン類による不適合検体の増加が留意された。2014年に報告された禁止物質による不適合検体の検出頻度は、過去7年間と比べ最も低かった。その他の物質グループについては、8年間に著しい変化はなかった。
4. (1)この解析は部分的に集約されたデータに基づいているため、また、(2)サンプリング計画及び被分析物質の範囲が必ずしも毎年同じではないため、この解析には、ある程度の不確実性があると考えることが望ましい。
(訳注)
※1:残留物等を検出する可能性が高いため、EU 加盟国が検査対象として動物種、性別及び月齢で絞った動物群の検体。
※2:不適合のモニタリング結果や違法処理の疑い等により抽出された検体。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/923e.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。