食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04490490297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、第84回総会の主な決議事項について発表
資料日付 2016年5月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は5月27日、第84回総会の主な決議事項について発表した。概要は以下のとおり。
1. 新しい国際規格・ガイドライン
(1) 陸生動物の家畜衛生及び福祉(略)
(2) 水生動物衛生
 殺菌に関する一般的な勧告が全面的に改正された。
2. 疾病及び薬剤耐性の予防に関するグローバル戦略
(1) 小反芻獣疫(PPR)の抑制及び根絶(略)
(2) 犬を媒介とした狂犬病の地球規模での根絶(略)
3. 「One Health」アプローチで薬剤耐性の防止:新しいOIEの戦略を目指して
 加盟国は、薬剤耐性に対するOIEグローバル戦略の基本原理を承認する決議を採択した。保証品質の抗菌性物質を使用して、ヒト及び動物両方の感染性疾病の長期的な治療有効性を確保することを目標としている。
4. 地球規模の家畜衛生状況
(1) World Animal Health Interfaceを使用したモバイルアプリケーションの導入により、疾病届出情報がリアルタイムで受け取れるようになった。高病原性鳥インフルエンザ、ブルータング、ランピースキン病、小反芻獣疫(PPR)等が特に注目された。
(2) 動物疾病のアウトブレイクによる経済的影響(略)
5. 公認された動物疾病管理プログラム・疾病ステータス
(1)「豚コレラ清浄国」に認定: チェコ、デンマーク、ドイツ、イタリア、ニューカレドニア、ニュージーランド、ポーランド、ブラジルの一部地域
(2)「小反芻獣疫清浄国」に認定:ラトビア
(3)「アフリカ馬疫清浄国」に認定: カザフスタン、フィリピン
(4)「無視できるBSEリスク国」に認定: コスタリカ、ドイツ、リトアニア、メキシコ、ナミビア、スペイン 
 アフリカとして初めて、ナミビアがこの疾病の公式疾病ステータスを与えられた。
(5)「牛肺疫清浄国」に認定: ニューカレドニア、メキシコ、スワジランド、ナミビアの一部地域
(6)「口蹄疫ワクチン非接種清浄国」: ロシアの一部地域
 世界代表者会議(World Assembly of Delegates)は、タイ、モンゴル、及びカザフスタンから提出された口蹄疫の国家管理プログラムを承認した。
 動物疾病ステータスの詳細は、以下のURLから入手可能。
http://www.oie.int/en/for-the-media/press-releases/detail/article/new-official-disease-status-and-disease-control-programmes-recognised-by-the-oie/
6. 成長するOIEの科学的専門知識ネットワーク
 科学的卓越性をもつ公認OIEセンター数は5大陸の約50か国、313拠点となった。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(OIE)
URL http://www.oie.int/en/for-the-media/press-releases/detail/article/closure-of-the-84th-general-session-of-the-world-organisation-for-animal-health-oie/
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