食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04460120149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品着色料の合成β-カロテン(E 160a(i))について提案されている幼児向け特別医療目的食品への使用拡大の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2016年3月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月18日、食品着色料の合成β-カロテン(synthetic β-carotene)(E 160a(i))について提案されている幼児向けの特別医療目的食品(food for special medical purpose: FSMP)への使用拡大の安全性に関する科学的意見書(2016年3月9日採択、13ページ、doi:10.2903/j.efsa.2016.4434)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 欧州委員会(EC)からの要請を受け、EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、1~3歳の幼児向けFSMPに添加した場合における食品着色料の合成β-カロテン(E 160a(i))の使用拡大の安全性に関する科学的意見を出すよう依頼された。 2. 現在、いかなる乳児用食品及び幼児用食品(FSMP類を含む)にも、食品着色料類の使用は禁止されている。申請者によると、食事療法の遵守が自分の健康の重要な要素になっている患者の食事療法(医療従事者により処方される)に用いる魅力的で味の良い食品を確保するため、食品着色料類の使用が必要とされている。 3. 申請者が提案している使用濃度に基づいたばく露シナリオによって、摂取時の希釈された最終製品において合成β-カロテンを5mg/Lの濃度で含有する製品によって、同じ年齢群について推定される通常の食事から摂取される見込みのβ-カロテンの量(すなわち、0.5~2.9mg/日)を超えることなく、たん白質の一日総必要量(3g/kg体重)を満たすことが示された。また、様々な仮定に基づいたその他のシナリオにおけるばく露量も、標準的な食事経由のβ-カロテン摂取量の常に範囲内であった。 4. ANSパネルは、最終的に希釈された1~3歳の幼児向けFSMPにおける5mg/Lの提案されている使用濃度において、β-カロテン(E 160a(i))の提案されている使用拡大に安全性の懸念はないと結論づけた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4434.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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