食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04440550160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、生後3か月からアレルギー性食品を与えればアレルギーを予防する可能性があるとする論文を紹介
資料日付 2016年3月4日
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分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は3月4日、生後3か月からアレルギー性食品を与えればアレルギーを予防する可能性があるとする論文を紹介した。概要は以下のとおり。
 FSAの委託によるこの論文は、New England Journal of Medicineで公表された。それによれば、生後3か月から乳児食にアレルギー性食品を導入することにより、食物アレルギーの予防に効果的となる可能性がある。アレルギー性食品の推奨摂取量遵守が条件である。
 この研究は、生後3か月からアレルギー性食品を与えた母乳哺育新生児群と、生後6か月から食事を与えるまでは母乳哺育のみの新生児群とで比較した。
 全体的に、早期にアレルギー性食品を与えられた新生児群で、食物アレルギーはより少なかったが、差異は統計的に有意とは言えなかった。早期に全ての種類の食事を与え始めることは、容易ではなかったが、安全であった。
 アレルギー性食品を、推奨量内で摂取できた乳児集団では、食物アレルギー全般が3分の2低減した。
 FSAの主席顧問研究員Guy Poppyは、「FSAの重要な役割の一つに、消費者が食物アレルギーに対処する上で一助となることがあるが、その中には、どのようにアレルギーになるのかに関する知見を広めていくことも含まれる」と述べた。
 同研究員によれば、この論文は保護者にとっても興味深いものであるが、FSAは引き続き、政府による現行の新生児哺育に関する助言に従うよう提言する。この調査研究は、アレルギーの専門家の助言の下で行われたことも忘れてはならない。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2016/14958/giving-allergenic-foods-to-infants-from-three-months-old-may-prevent-allergies
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