食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04440320104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、ピスタチオが原因とみられるSalmonella Montevideoによる集団感染情報を発表
資料日付 2016年3月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は3月10日、ピスタチオが原因とみられるSalmonella Montevideoによる集団感染情報を発表した。概要は以下のとおり。
 3月9日現在、9州から11人のS. Montevideo感染者の届出があった。発症は2015年12月12日から本年2月16日までで、患者年齢は9~69歳(中央値31歳)、男性が73%を占めている。9人から情報が得られ、このうち2人が入院したが、死亡者はいない。
 面談調査に参加した9人のうちの8人(89%)がピスタチオを発症の前週に摂取したと回答した。これは健康な一般人がピスタチオを1週間に摂取する割合が12%という調査値に比べて有意に高い数値である。8人のうちの5人(63%)がWonderfulブランドのピスタチオを食べていた。
 検体検査の結果、Wonderfulピスタチオを栽培しているParamount Farmsの生鮮ピスタチオ検体からS. Montevideo集団感染株が分離された。
 病因となったS. MontevideoのDNAフィンガープリント以上の情報を得るために全ゲノムシーケンス(WGS)法を用いて調査したところ、感染者からの分離株のWGSは遺伝的に近縁であることが示された。更に生鮮ピスタチオ検体の分離株も患者分離株と遺伝的に近縁であったことから、当該集団感染の患者はWonderful Pistachios社(カリフォルニア州)製のピスタチオの摂取が原因であるとする更なる証拠が提示された。
 Wonderful Pistachios社は3月9日、殻付き及び殻なしピスタチオの一部の製品をS. Montevideo汚染の疑いから自主回収した。該当製品は、Wonderful
, Paramount Farms
, Trader Joe’sの製品名で、米国全土、カナダ、メキシコ、ペルーに流通している。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/salmonella/montevideo-03-16/index.html
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