食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04440120298 |
| タイトル | 国際がん研究機関(IARC)は、グリホサートに関するQ&Aを公表 |
| 資料日付 | 2016年3月1日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 国際がん研究機関(IARC)は3月1日、グリホサートに関するQ&Aを公表した。概要は以下のとおり。 Q1:グリホサートの発がん性は、製剤中の他の化学物質に関連するのか? A1:いいえ。IARCのモノグラフ評価は、系統的に組み立てられ、グリホサートの発がん性に関連する全ての公表された(publicly)入手可能な科学的根拠の検討に基づいている。大部分の人のグリホサートへのばく露は、グリホサート及び他の成分を含む販売されている製剤への懸念である。モノグラフは、ヒトへの現実の世界(real-world)のばく露研究を含む。また、モノグラフは、「純粋な(pure)」グリホサートそのもの及びグリホサート製剤の実験的研究を含む。 モノグラフは、「純粋な」グリホサートの実験的研究について、実験動物におけるがんを引き起こす科学的根拠は十分にあり(sufficient)、遺伝毒性を引き起こす科学的根拠は強固(strong)であると結論付けた。ヒトの集団で経験する現実の世界のばく露は、他の化学物質を含む様々な種類のグリホサーと製剤である。異なる地域及び異なる時期に使用した異なる製剤の研究において、同様な結果が報告されている。 Q2:補助成分が、IARCのモノグラフで報告した遺伝毒性の原因なのか? A2:遺伝毒性に関して、IARCの専門家作業部会は、「純粋な」グリホサート及びグリホサート製剤の研究を評価した。作業部会は、グリホサート及びその製剤について同じハザードの結論に至った。即ち、作業部会は、グリホサートについては強固(strong)及びグリホサート製剤についても強固(strong)な科学的根拠があると結論付けた。 Q3:IARCの専門家の作業部会によって検討した、いくつかの疫学研究は、除草剤のグリホサートへのばく露後、職業環境においてがんの発症率の増加を示した。これは、単一成分としてのグリホサートによるものか又は製剤中の他の化学物質によるものなのか? A3:人々が経験する現実の世界のばく露は、製剤中のグリホサートである。異なる地域及び異なる時期における異なる製剤へのヒトのばく露の研究は、非ホジキンリンパ腫で、同じ種類のがんの同様な増加を報告した。 Q4:モノグラフで検討した重要な研究の1つは、米国の農業健康調査(AHS)である。この研究では、非ホジキンリンパ腫及びグリホサート間の関連を見出さなかった。この研究のみで、他の疫学研究で見出されたポジティブな関連を上回れる(outweigh)のか? A4:AHSは最も強力な調査として記述されてきたが、しかし、これは正しくない。がん及び農薬に関するAHSの収集したデータは、米国の2州における5万人以上の農業従事者及び農薬使用を利用している。この調査の弱点は、農業従事者のフォローアップが短期間で(short period of time)、これは期間を経ても、がんのより少ない症例を意味する。この要因は、現に存在するかもしれない関連を見出すための調査能力を制限する可能性がある。従って、AHSは大規模で十分な調査だが、グリホサート及び非ホジキンリンパ腫リスクに関する結果が、同じような他の調査研究を上回ることはない。 Q5:IARCが検討した研究において、グリホサートの毒性を示す用量にばく露した動物のみで、がんが見られたのか? A5:いいえ。IARCの作業部会は、マウスの試験で、用量に反応して増加することを示唆する、「純粋な」グリホサートのより高い用量において、より多くのがんの有意な傾向を特定した。 IARCの作業部会評価の1つの重要な判断は、グリホサートが、未処置の動物では極めて稀にしか見られない、稀な(unusual)種類の腫瘍を生じたことである。稀な腫瘍は、高用量のみで見られるかもしれないが、因果関係の重要な科学的根拠を提供する可能性がある。 Q6:多くの規制機関は、IARCの検討した重要な研究及び更に多くレビューし、グリホサートがヒトに不当な(unreasonable)リスクをもたらさないと結論付けた。何がIARCのやり方と違うのか? A6:多くの規制機関は、パブリックドメインで入手可能でない毒性学的研究について産業界のデータに先ず頼る。対照的に、IARCは系統的に組み立て、パブリックドメインで入手可能な、独立した科学的レビューの全ての関連する科学的根拠を評価する。 グリホサートに関するIARCのモノグラフでは、作業部会によって検討した総論文数及び情報源は約1 ,000の引用(citations)に及ぶ。全ての引用は、次に、IARCのモノグラフの前文の指針に従い、妥当性(relevance)により選抜した。 この選抜の後、がんの疫学及び実験動物におけるがんのバイオアッセイに関するモノグラフのセクションでは、あらゆる特定した研究を引用した。ばく露及び発がん性のメカニズムに関するセクションでは、代表する研究を検討し、従って、あらゆる特定した研究を引用する必要はない。グリホサートに関する公表したモノグラフは269の参考文献を引用した。 Q7:がん発症の可能性に関して、IARCの分類は何を意味するのか? A7:グリホサートを「ヒトに対しておそらく発がん性がある」というグループ2AへのIARC作業部会の分類は、実際に起きた現実の世界のヒトにおけるがんの「限定された(limited)」科学的根拠及び「純粋な」グリホサートの実験動物の研究における「十分な」科学的根拠に基づいている。この分類は、「純粋な」グリホサート及びグリホサート製剤の両方の遺伝毒性の「強固な」科学的根拠により更に支持される。 IARCのモノグラフ評価は、ハザードの分類である。これは、グリホサートががんを引き起こす可能性があるという科学的根拠の強さを(strength)示す。がんを発症する可能性は、ばく露の種類(type)及び程度(extent)並びに製剤の(agent)影響の強さといった要因に依存するだろう。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 国際がん研究機関(IARC) |
| 情報源(報道) | 国際がん研究機関(IARC) |
| URL | http://www.iarc.fr/en/media-centre/iarcnews/pdf/Q&A_Glyphosate.pdf |
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