食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04440010301 |
| タイトル | 論文紹介:「米国ニューハンプシャー州の母親及びその子供のコホート研究における、ヒ素への出生前ばく露及び出産結果間の関連」 |
| 資料日付 | 2016年3月8日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Environmental Health Perspectives(2016年3月8日電子版)に掲載された論文「米国ニューハンプシャー州の母親及びその子供のコホート研究における、ヒ素への出生前ばく露及び出産結果間の関連(Relation between in Utero Arsenic Exposure and Birth Outcomes in a Cohort of Mothers and Their Newborns from New Hampshire)、著者D. Gilbert-Diamond(Department of Epidemiology , Geisel School of Medicine at Dartmouth , 米国)ら」の概要は以下のとおり。 背景:いくつかの研究において、ヒ素へのばく露が出産結果に影響を及ぼすことを示唆するが、しかしながら、それらの知見は様々である。 目的:筆者らは、出産結果に関連した出生前のヒ素ばく露並びに妊娠前の体重及び新生児の性別がこの関連を変化させるか(modify)どうか調べた。 方法:飲用水及び食事由来で、低レベルのヒ素にばく露した母子706組において、妊娠中期の尿中ヒ素量、自己申告による妊娠前の体重及び診療記録による出産結果を使用して、胎児のヒ素ばく露を評価した。 結果:無機ヒ素量(iAs)、モノメチルアルソン酸量(MMA)及びジメチルアルシン酸量(DMA)を合計した、尿中の総ヒ素量(tAs)の平均は、3.4μg/Lであった。補正した線形モデルにおいて、総ヒ素量の倍加(doubling)は、頭囲の0.10cmの減少と関連していた。MMA及びDMAについても同様な結果であった。tAs及びDMAの自然対数の値は、新生男児でのみ、出生身長と正の関連があり、新生男児では、tAsの倍加が出生身長の0.28cmの増加と関連していた。DMAについても同様な結果であった。 更に、ヒ素のばく露は、ポンデラル指数(ponderal index:PI、肥満度の1つの指標。PI=(体重(g)×100)÷身長(cm)の3乗)と逆相関し、この関連は妊娠前の母親の体重によって異なった。tAsの倍加の自然対数は、妊娠前の体重が標準体重(normal weight)の母親においてではなく、妊娠前の体重が過体重又は肥満の母親で、新生児の過体重(overweight)及び肥満(obese)のポンデラル指数の0.55kg/m3乗の低さと関連していた。 最後に、出生時体重に関する、妊娠前の体重の状況、新生児の性別及びヒ素へのばく露間での相互作用が有意に認められた。他の項目では関連はなく、妊娠前の体重が過体重又は肥満の母親から生まれた新生女児において、tAsの倍加は、出生時体重で62.9gの減少と関連していた。 結論:低レベルのヒ素ばく露は、胎児の発達に影響を及ぼす可能性があり、その関連性は、妊娠前の母親の体重の状況及び新生児の性別によって変化する可能性がある。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Environmental Health Perspectives |
| URL | http://ehp.niehs.nih.gov/wp-content/uploads/advpub/2016/3/ehp.1510065.acco.pdf |
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