食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04430280301
タイトル 論文紹介:「妊娠期間中のオーガニック食品の摂取並びに出生時の尿道下裂及び停留睾丸:ノルウェーの母親及び子供コホート研究(MoBa)」
資料日付 2016年3月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Environmental Health Perspectives (Vol.124
,No.3
,pp.357~364
,2016年3月)に掲載された論文「妊娠期間中のオーガニック食品の摂取並びに出生時の尿道下裂及び停留睾丸:ノルウェーの母親及び子供コホート研究(MoBa)(Organic Food Consumption during Pregnancy and Hypospadias and Cryptorchidism at Birth: The Norwegian Mother and Child Cohort Study (MoBa))、著者A.L. Brantaeter(Division of Environmental Medicine
, Department of Exposure and Risk Assessment
, Norwegian Institute of Public Health
, ノルウェー)ら」の概要は以下のとおり。
 背景:男性の泌尿生殖器の尿道下裂及び停留睾丸の原因は、はっきりしないままである。母親の食習慣及び環境中の汚染物質が、胎盤又はホルモンのかく乱(hormonal disturbances)を通してこれらの形成異常のリスクに影響を及ぼす可能性のあることが示唆されてきた。
 目的:筆者らは、妊娠期間中のオーガニック食品の摂取及び出生時の尿道下裂及び停留睾丸の発生頻度間の関連を調べた。
 方法:今回の研究は、1人の男児を出産したノルウェー出生登録コホート研究(Norwegian Mother and Child Cohort Study:MoBa)に参加した35
,107人の女性が対象である。妊娠期間中に、野菜、果実、パン及び穀類、乳及び乳製品、卵並びに肉といった、6つのグループのオーガニック加工食品の摂取についての情報を、食物摂取頻度調査(Food Frequency Questionnaire:FFQ)により収集した。6つの食品グループの内、少なくとも1つのグループのオーガニック食品を、時々(sometimes)、しばしば(often)又は大抵(mostly)と答えた女性を、今回の分析において、オーガニック食品の摂取者に分類した。尿道下裂及び停留睾丸の診断は、ノルウェー出生登録(the Medical Birth Registry of Norway)から検索した。筆者らは、多重ロジスティック回帰を使用して、オッズ比及び95%信頼区間を算出した。
 結果:74人の新生男児が尿道下裂(0.2%)及び151人の男性新生児が停留睾丸(0.4%)と診断された。妊娠期間中に、いずれかのオーガニック食品を摂取した女性は、一度も摂取したことのない(never)又はほとんど摂取しない(seldom)と答えた女性よりも、オッズ比が0.42で尿道下裂の男児を出産する可能性が低かった。特定のオーガニック食品との関連では、野菜がオッズ比0.36で最も強く、続いて乳及び乳製品のオッズ比0.43であった。オーガニック食品の摂取及び停留睾丸では、実質的な関連性は見出されなかった。
 結論:妊娠期間中のオーガニック加工食品の摂取は、今回の研究した集団において、より少ない尿道下裂の発生頻度と関連していた。これら今回の知見は、少数の症例に基づいており、別の集団において繰り返す必要がある。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Environmental Health Perspectives
URL http://ehp.niehs.nih.gov/1409518/

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