食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04430030373
タイトル スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、報告書「化学物質汚染 カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ 2012年」で鉛の状況を公表
資料日付 2016年2月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は2月29日、報告書「化学物質汚染 カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ 2012年」で鉛の状況を公表した。概要は以下の通り。
 第6章 鉛
(1) 濃度が最も高い食品群は魚介類0.028μg/g生鮮重量、次いで芋類0.014μg/g生鮮重量及び乳製品0.012μg/g生鮮重量であった。具体的にはムラサキイガイ0.133μg/g生鮮重量及び二枚貝0.130μg/g生鮮重量が高かった。一方、乳は検出限界(<0.002μg/g生鮮重量)を下回る唯一の食品群であった。
(2) 成人男性(20~65歳)の喫食を介した鉛摂取量は8.76μg/日(カタルーニャ州の喫食調査:ENCAT)及び9.82μg/日(スペインの喫食調査:ENIDE)。最も寄与する食品群はパン・穀類2.26μg/日(ENCAT)で、主にバゲット1.80μg/日によるものであった。ENIDEにおいても同様であった(パン・穀類2.18μg/日)。
(3) 推定鉛摂取量が最も高い人口集団は青年期男性(10~19歳、8.99μg/日)及び男児・女児の集団(4~9歳、8.98μg/日)であった。一方、65歳を超える女性の人口集団は最も低かった(6.58μg/日)。
(4) 欧州食品安全機関(EFSA)は無影響量(NOEL)を設定出来なかったことから、安全性の評価にばく露マージン(MOE)を用いることを推奨している。本調査で推定された鉛摂取量は全ての人口集団でMOEが1を上回ることを示した。(成人男性:心血管系影響11.99、腎毒性5.04、男児・女児:心血管系影響4.01、腎毒性1.68、神経毒性1.34)
 これらのデータはカタルーニャ市民のMOEは、EFSAの2010年の調査における欧州市民のMOE(成人:心血管系影響1.2~4.2、腎毒性0.51~1.8)を上回ることを示した。欧州市民のデータは、特に食品中の鉛含有量の上限値を参照した場合、幼児及び成人の人口集団において有害な影響の可能性が排除できないことを示す。
(5) 鉛濃度は以前の調査に比べ、多くの食品群で著しく減少したと言える。(パン・穀類:2000年0.033μg/g生鮮重量、2005年0.016μg/g生鮮重量、2012年0.015μg/g生鮮重量)
 成人男性における鉛の一日摂取量の経時変化については、本調査では著しく減少しており(2000年:27.52μg/日、2005年:20.63μg/日、2012年:8.76μg/日)、特に肉及び肉製品、乳及び乳製品の食品群における減少が大きい。
 当該報告書(スペイン語、63ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3577/dieta_total_quimics_es.pdf
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
URL http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3577/doc36977.html

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