食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04420380470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)及び欧州食品安全機関(EFSA)、欧州連合(EU)での薬剤耐性増加を警告 |
資料日付 | 2016年2月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)及び欧州食品安全機関(EFSA)は2月11日、欧州連合(EU)で薬剤耐性が増加していると警告した。 欧州における人獣共通感染症細菌における薬剤耐性に関する最新の報告書において、ヒト、食品及び動物中の細菌が、広く使用されている抗菌性物質に対して耐性を持つ傾向が続いていることが示された。ヒトの感染症の治療において極めて重要な抗菌性物質であるシプロフロキサシンへの耐性が、カンピロバクターでは依然として極めて高い状態にあり、よって重症の食中毒に対する効果的治療法の選択肢が制限されている。更に、多剤耐性サルモネラ属菌が欧州全体に広まっている。 本報告書では、EUの家きん類におけるサルモネラ属菌及び大腸菌が抗生物質コリスチンに耐性を持つ証拠を発見した。ECDCの主席研究者Catchpole氏は、「これは重症のサルモネラ症患者を治療する最終手段の薬剤がもはや効かなくなることを意味する懸念すべきことである」と述べた。 欧州全体に高度に耐性が見られる一方で、有意な地域格差が存在する。高い薬剤耐性は東欧及び南欧で観察された。「北欧では家きん類の細菌の耐性は低度であり、動物への抗菌性物質の使用が少ない国においては特にそうである」と、EFSA バイオハザード及び汚染物質ユニット代表Hugas氏は語った。 ECDCは、2014年の欧州における薬剤耐性に関するインフォグラフィックを同時に公表している。 http://ecdc.europa.eu/en/healthtopics/food_and_waterborne_disease/Documents/antimicrobial-resistance-zoonotic-bacteria-2014-infographic.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?ID=1358&List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&Source=http%3A%2F%2Fecdc%2Eeuropa%2Eeu%2Fen%2FPages%2Fhome%2Easpx |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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