食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04420260314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、母乳中のグリホサートに関する調査研究結果を公表 |
| 資料日付 | 2016年2月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2月11日、母乳中のグリホサートに関する調査研究結果を公表した(2016年2月11日付けBfR情報提供 No.08/2016)。概要は以下のとおり。 1.BfRは欧州の高名な検査機関に対し、母乳検体検査のために、独自の高精度検査方法(2種類)の開発を委託した。ニーダーザクセン州及びバイエルン州から提出された114の母乳検体について検査するためである。 Andreas Hensel BfR長官は、「結果は、残留農薬に関する感情的な論争において、消費者は不必要に混乱する必要はないということを担保するために、専門家による科学的な研究がいかに重要かを示すものだ」と語った。 2015年6月に、一部メディアが、母乳16検体からグリホサートが検出されたと報道し、検出された濃度について「非常に懸念される」とのレッテルを貼った。BfRは、その結果の信頼性は科学的に疑問が残るとし、再現性がある確かな結果を得るために、独自の調査研究を委託した。 グリホサートの物理的・化学的性質上、母乳への移行は考えられなかった。牛の乳と同様、母乳への移行を示すエビデンスは無い。BfR及び国立母乳委員会は、消費者に対して、母乳は天然由来であり、乳児にとって最良の栄養であることに変わりないと助言する。 2.特別に開発されたこれら2種類の検査方法は、液体クロマトグラフィー質量分析法(LC-MS/MS)及びガスクロマトグラフィー質量分析法(GC/MS/MS)で、母乳中のグリホサートが1ng/mLレベルで検出可能である。つまり、精度は、食品中の残留農薬の分析に通常使われる手法と比べて10倍、ELISA法と比べて75倍高い(メーカーの説明書)。2015年の検査ではELISA法が用いられた。一部メディアはその結果を取り上げ、「非常に懸念される」とした。定量限界値1ng/mL以下の濃度は、母乳のみを与えられる乳児における摂取量を計算すれば、現在の1日摂取許容量(ADI)の1 ,000分の1以下となるほどの低濃度である。 3.BfRの予想通り、どの検体でも、検出限界を超えるグリホサートの残留は見られなかった。この結果に基づきBfRは、意見書の中で、グリホサートの物理的・化学的性質、また、実験室及び家畜でのトキシコキネティクス及び代謝に関するデータからは、グリホサートの母乳への移行は無いと確認した。この結果は、欧州食品安全機関(EFSA)の結論にも盛り込まれており、現在、欧州におけるグリホサート承認の手続きにおける科学的根拠を形成している。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2016/08/bfr_study_confirms__no_glyphosate_detectable_in_breast_milk-196578.html |
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