食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04420080301 |
| タイトル | 論文紹介:「採鉱地に関連するスーパーファンド法現場近くの住民における、出生前のヒ素ばく露及び出産結果 |
| 資料日付 | 2016年2月9日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Environmental Health Perspectives (2月9日電子版)に掲載された論文「採鉱地に関連するスーパーファンド法※現場近くの住民における、出生前のヒ素ばく露及び出産結果(Prenatal Arsenic Exposure and Birth Outcomes among a Population Residing near a Mining-Related Superfund Site)、著者B.C.Henn (Department of Environmental Health , Boston University School of Public Health , 米国)ら」の概要は以下のとおり。 背景:出生前のヒ素ばく露及び胎児の発育に関する、特に他の有毒金属との共ばく露(co-exposure)との関連についての疫学データはわずかである。 目的:筆者らは、鉛及びマンガンへのばく露を補正し(adjusting)、米国の地方において、出生前ヒ素ばく露が出産結果を予想できるかどうかを調べた。 方法:筆者らは、オクラホマ州北東部の採鉱地に関連するスーパーファンド法現場近くに住む622組の母子の、出産時の母親血液及び臍帯血検体を採取した。全血中のヒ素、鉛及びマンガン濃度を、誘導結合プラズマ質量分析計を使用して測定した。筆者らは、ヒ素濃度並びに出生体重、妊娠期間、頭囲及び妊娠期間による出生体重間の関連をモデル化した。 結果:25パーセンタイルから75パーセンタイルにおける平均の母親の血中及び臍帯血中の金属濃度は、それぞれ、ヒ素が1.4μg/L及び2.4μg/L、鉛が0.6μg/L及び0.4μg/L、マンガンが22.7μg/L及び41.7μg/Lであった。筆者らは、母親の血中ヒ素濃度と出産結果間に負の関連を推定した。鉛及びマンガンを補正した多変量回帰モデルにおいて、母親の血中ヒ素濃度の四分位範囲間ごとの増加は、出生時体重の-77.5g、妊娠期間の-0.13週、頭囲の-0.22cm及び妊娠期間による出生体重の-0.14Zスコアと関連していた。ヒ素濃度と鉛濃度又はマンガン濃度間の相互作用は、統計的に有意ではなかった。 結論:米国の一般集団と同じような環境中のばく露レベルの集団において、母親の血中ヒ素濃度は、胎児の発育と負の関連を示した。比較的よく見られる胎児及び幼児期早期の(early childhood)ヒ素へのばく露の可能性を考えると、出生前のヒ素ばく露が、出産結果に有害な影響を及ぼす可能性があるという今回の知見は、かなり公衆衛生にとって重要である。 ※(訳注:米国で、1980年、有害物質により汚染された土地を浄化し、人の健康と環境を保護する目的でスーパーファンド法(包括的環境対処・補償・責任法)が制定された。) |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Environmental Health Perspectives |
| URL | http://ehp.niehs.nih.gov/wp-content/uploads/advpub/2016/2/ehp.1510070.acco.pdf |
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